2016年01月18日
陽水、作風の裏~毎日、地の底で命のやりとりしている人間の側に
BS-TBS「みんな子どもだった」
MC 倉本聰、長峰由紀アナ
blog 陽水の実家、夜中ドンドンと玄関を叩き「井上せんせー、入れ歯があわん」 の続き
陽水「やっぱり炭鉱で働いている人っていうのは
ある種プライドというものがあって
結局、日ごろ組織でなんか威張ってる人いるけど
彼らっていうのは
1年に1回か2回命やりとりしているぐらいだけど
俺たち(炭鉱夫)は毎日やりとりしてるんだみたいなね
坑内に入ってそういうプライドっていうと変ですけど
なんかこう強いんだろうなっていう
と同時にさっき言ってたお風呂の真っ黒な目と
子ども心にも筋肉が隆々としてるんですよね
その印象が残ってますよ
それこそ肉体労働で
地の底で
毎日、やーすごかったんだろうなと思ってね
ですから、歯医者で入れ歯があわん言われてる
ぐらいはゆるいかという感じだったんですよ」
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毎日、地の底で命のやりとりの人間の側で
育ったというのは大きな影響を受けたであろう
5,60年前であったとしても
そう誰でもが経験できる環境ではない
覚悟を超えたところで生きている人間
覚悟を超えたところで曲作りする陽水
を生み出した
陽水さんの作風の裏側にそんな感じを受けなくもない
参考blog
陽水作品の裏に隠されている「死と隣り合わせの炭鉱夫の明るさ」