心理・性格
2024年01月11日
陽水・沢田研二「僕らに共通して言えるのは、 性格的にまるで不器用」
■陽水
僕らに共通して言えるのは、
性格的にまるで不器用だということかな。
つまり、趣味がない。
■沢田
本も読むし映画も見るけど、
履歴書の趣味の欄に堂々と書くほどじゃない(笑)。
仕事が終わるとボーッとして・・・・・・。
■陽水
そうそう。
でも不器用なだけ、
どっかほかの分が伸びてくるということはある。
たとえば気軽に人に話せない人は、
そういう気持ちをどこにぶつけるとかというと、
手紙にぶつけたりして。
そういう形で妙なところが伸びていく。
周囲から見れば、
それはすごく変わった形に見えるわけだけど、
どのみち、その変形を楽しんでいただくってのが
僕らの仕事だと思うわけです(笑)。
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「性格的にまるで不器用」
「趣味がない」
「履歴書の趣味の欄に堂々と書くほどじゃない」
「気軽に人に話せない」
共通点がいっぱい!
私もまったくそうで
「そういう気持ちをどこにぶつけるとかというと」
私の場合は、このblogに「ぶつけたりして」
ただ、「妙なところが伸びて」いけばいいんですが
まったく伸びる気配がありません
どうしましょ(笑)
2023年10月26日
そうなんだ陽水「へそ曲がり、いつの間にかそれが・・・」
今、音楽をやっている人の中でも、
音楽を知らない、音楽の造詣がない、
というのはぼくが一番ではないですか。
また、楽器の手入れをしない、楽器を持っていない、
ギターを足でケトバしても、大変なことをした、
という気がないのも、
ぼくぐらいじゃないですか。
最初この世界に入った時、
あまりにも周りに、ギターを一生懸命磨いたり、
一生音楽をやっていこう、
という人がいっぱいいすぎて、
かえって、へそ曲がりになって、
そういう風潮に反撥しているうちに、
いつの間にか、それが性格になってしまったみたい。
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陽水さんを敬愛していると
自然、似た部分が出てくるんでしょうか
「へそ曲がり」
子どもの頃、母によく言われてましたし
ヒドイのは妻と結婚する前の両家顔合わせのときに
私のことを指して「へそ曲がりで手に負えない」
と思った一方で
「へそ曲がり」と言われて
陽水さんに似てきたかな!と思ったか
どうかは覚えてませんが
そう反撥することはありませんでした
これこそが「へそ曲がり」の証でしょうかね
しかし、もう直りませんがボチボチ生きてます(笑)
『井上陽水全発言』
2023年10月23日
陽水「音楽はキライじゃないけど、好きだというのでもない。仕事だから」 職人気質!?
音楽は、キライじゃないけど、好きだというのでもない。
どちらかといえば、ボーッとやってきたという気がする。
仕事だからやっているという感じも強い。
もし別の仕事についていたら、
音楽なんてまったくやらなかったに違いない。
ウチでレコードを聴くこともない。
車に乗ってても、タクシーなんかで、
流れてきたりするのはしょうがないけれど、
気心の知れた友だちの車だと、
悪いけれど、と断って音楽を切ってもらう。
昔からそうだった。
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「音楽は、キライじゃないけど、好きだというのでもない。
仕事だからやっているという感じも強い」
陽水さんは職人気質があるのかもしれません
「ボーッとやってきた」というのは謙遜だと思いますし
職人さんには失礼にあたりますが
前にも書いたように私の祖父は職人でしたから
その後ろ姿を思い出してみると
上に書かれている雰囲気が漂ってたような気がします
特に「悪いけれど、と断って」の箇所
祖父は“(貧乏でも)嫌な仕事は断った”らしく
母や姉妹は“ちょっとは家計のことも考えて欲しかった”
とよく嘆いてました(笑)
とすると、祖父と比べるわけじゃないけど
「タクシーなんかで、
そこも「切って」と言わないと!
陽水さん、若干まだ職人になりきれてないかも(笑)
『井上陽水全発言』
2022年11月08日
陽水、海外進出
日本語の作詞でさえも
独特の意味合いを持たせながら
韻を踏んだり、語調を大事にしているところをみると
相当なエネルギーを使って作ってらっしゃると思うので
外国の言葉となると
より一層大変なことが想像できる、ということなんでしょうか
でも、海外に住む方にも、陽水ファンになってもらいたいですね
『井上陽水 FILE FROM 1969』
2022年11月07日
原稿用紙にていねいな筆致、陽水直筆の歌詞「二色の独楽」「ロンドン急行」
川瀬泰雄
「二色の独楽」と「ロンドン急行」の
井上陽水直筆の歌詞。原稿用紙に
ていねいな筆致で書かれている。
川瀬の手元には途中段階のものや
没になった歌詞もあるとか。
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陽水さん直筆の歌詞の画像は雑誌『pen』で見て欲しいが
ホントにていねい
陽水さん独特の文字クセはあるものの
左揃えで一行の並びも揃えられており文字の大きさも均一
行間の高さも同じ
特に、
「ロン、ロン、ロン、ロン、ロンドン急行
ロン、ロン、ロン、ロン、ロンドン急行」
この2行はコピーしたかのよう
筆致は性格をあらわすと言われているかどうかは知りませんが
陽水さんは、まじめで繊細なんだということが感じられる
下のアルバム『二色の独楽』ジャケット写真の
カーリーや汚れたシャツとジージャンからくるイメージとのギャップ
いろいろ楽しませてくれますね
「二色の独楽」と「ロンドン急行」収録アルバム『二色の独楽』
pen 5/1・15合併号 2020 №495
完全保存版
「井上陽水が聴きたくて。」
2022年10月01日
「一度決定的に何かを断念したことがあるからでしょうか」井上陽水
blog「「陽水への取材は、みんなやりやすい」!?」続き
■インタビュアー
そういうふうになるってのは、
一度決定的に何かを断念したことがあるからでしょうか。
それはまー、よく言われてることでは
陽水さんが三浪の果てに医大進学を諦めたってことですかね。
何かを断念することによって、
自然流の生き方が身についたっていうのかな、
そのあたりはなかなか言葉で説明できない不可侵の領域なのでしょうけど。
■陽水
いやいや、それは女・・・・・・女性像とかさ、
この業界に入ってるってこととか、
生まれ持っての性格とか、
まー、その3点ぐらいが大きいんじゃないかなと思うね。
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昨日のblog「糸井重里「陽水はこんなに愛で苦労していらっしゃる、愛苦労人」/「ジェラシー」」
愛苦労人は嘘じゃなかったんだ(笑)
『糸井重里と3人のヒットメーカー~ 井上陽水』放送は2000年で
このインタビュー記事掲載が1984年
これをみると
ずっと愛で苦労していらっしゃって
「ジェラシー」はじめ愛の名曲を生み出し続け
糸井重里さんに、やっとそのことを取り上げてもらった
ということでしょうかね
陽水さんの曲の源泉は「愛」
それも ♪ 愛の裏側 ジェラシー ♪
「ジェラシー」収録アルバム『あやしい夜を待って』
『井上陽水 FILE FROM 1969』
2022年09月16日
陽水「性格が悪い=人間の必須条件」
糸井重里と3人のヒットメーカー~ 井上陽水
blog「これなかなかいいね」っていうようじゃ困るんですよ 続き
あの人いい人だね、うーん
性格が悪いっていうのは
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性格は悪くないと人間としてダメだ!
番組を観た後からは
私、この言葉を大事にしながら
心強く生きてます(笑)
「性格が悪いBAD=必須条件」ということを考えると
アルバム『GOLDEN BAD』は
陽水さんにとって
生まれるべくして生まれた楽曲集ということになりますね
『GOLDEN BEST』と比べて価値として下ではない!
『GOLDEN BAD』大好きだと、
これからも胸を張って言うことにします(笑)
『GOLDEN BAD』
2022年08月06日
タモリ激白、「(陽水)底抜けに明るい・・・」
「旧友・タモリが語る、天才・陽水の知られざる顔。」
「ブラタモリ」では本当に助かっていますね。
陽水には合わないかなと思っていたんですけど、
すごく合うんです。
陽水さんとタモリさん
天才が天才を賞賛してますね
とてもステキな関係です、うらやましい!
「底抜けに明るいサルサの歌声になっている」
陽水さん、そもそも地が「底抜けに明るい」からでしょうね
「すごく合うんです」というタモリさんの実感のこもった感想からわかります
池田エライザさんも証言してますしね
歌は上手いが難しい、怖い人というイメージを持たれている人も多いかもしれませんが
このギャップがたまらないですよね
だからファンがやめられない(笑)
「女神」収録アルバム『UNITED COVER 2』
pen 5/1・15合併号 2020 №495
完全保存版
「井上陽水が聴きたくて。」
2022年08月04日
陽水、うっとりすること
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表現を変えれば“変わり者”
個性的という才能が認められて誇らしいと思うならわからなくもないのですが
「うっとりする」って、なに、これ!
やっぱり“変わり者” (笑)
「相手を快適な混乱に陥れたい」
これはすでに楽曲で実現していますよね、例えば
混乱の“なに、これ!”歌詞なのに快適
“白のパンダ”ってなに?の「アジアの純真」を歌いたい!
つばを吐いての件(くだり)は、
blog「機嫌がいいように思えても酒場で急にいなくなる陽水」
いやぁ~、楽しい
快感だ!
2022年07月01日
陽水自身のコトバ「だからまじめなんですよね、根が。」
それに、フラットの具合にも
その人その人のパーソナリティがあって、
聴いている人はフラットの具合が
グッと深いのか、
サラッと軽めなのか、
きまじめにピッタリなのかで、
いろんな違いを感じるんでしょうね。
同じブルーノートでも、
「あー、フカい・・・・・・」
「きちっとしている」
「この人はサラッと」とか、ね。
■(インタビューアー)---
音をフラットさせるということは、ある意味で
歌い方の“イヤらしさ”につながるところではないかと思うんですが、
それってずっと陽水さんにはなかったというか、
避けてきた部分なんじゃないかと・・・・・・。
■陽水
・・・・・・あはは(笑)。
良い質問ですね。
そうなんですよ、そこがね、ホントに、
聴くヒトが、えげつなさを感じがちなところでもあるわけですから、
そこのさじ加減っていうのはやはり気になりますよね。
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『井上陽水全発言』
「陽水「簡単にいうと声が高いしかたいし、キンキラしてる」」続き
■(インタビューアー)---
陽水さんの場合、歌詞としてすごくリズム乗りのよい言葉を選んでるんですけど、
同時に歌う時にも大変気まじめにリズムを感じ取っていますね。
■陽水
そう。だからまじめなんですよね、根が。
少しくずしたい、
あんまりキチッとやり過ぎてるのかもしれない。
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二冊の本のインタビュー記事を並べてみていると
陽水さんって
非常にまじめなんだということがわかる
歌を聴いていて
日本語の発音もそうだが
英語も非常に丁寧に歌ってる
そういうところから
音づくりに対しては
まじめなんじゃないかと思ってたが
インタビュー記事から確かのよう
よく言葉遊びと表される曲がある
例えば「リバーサイドホテル」
「なぜか上海」
「アジアの純真」
歌詞へ、なに、それ!というツッコミをクローズアップしがちだが
言葉遊び感性を丁寧に丁寧に音に乗せている
だから、世間からのダメだしがない
それどころか、好きという人がとても多い
“さじ加減”が絶妙なんでしょうね
『井上陽水全発言』
2020年11月13日
デパートへの入店は決死の覚悟で~「長い坂の絵のフレーム」
「思い上がり」で浮かぶのは
曲「長い坂の絵のフレーム」
時々はデパートで 孤独な人のふりをして
満ち足りた人々の 思い上がりを眺めてる
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満ち足りる、満足すると、
思い上がっちゃうんだ~
気を付けないと!
確かに、自分自身、思い上がっているなぁ
と思うことが時々ある
決して裕福ではないが
それなりに暮らせていると
上から目線、私のことを理解しない相手がダメなんだ!と
ひどい癖だ
結果、いいことに巡り合えない
満ち足りていない状態
何かが欠けているぐらいがいいんだろうね
わかっているが
現実は難しい
気づかぬうちに、思い上がっちゃう
だから、せめてデパートに行くときぐらいは
謙虚に、思い上がらないように
と、決死の覚悟で入店している
どこかで、孤独なふりをしている陽水さんが
眺めているかもしれないから(笑)
2017年06月16日
陽水、へそを曲げて50年
特別ロングインタビュー井上陽水
blog 冒険家・陽水 の続き
「へそ曲がりなところがあるんでしょうね
いろいろとやりながら
あっという間に50年近くが経ちました」
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へそ曲がりは嫌われるのが筋だ
私もどちらかというとその類(たぐい)
結構、疎(うと)まれている
しかし、陽水さんの場合はファンが多い
嫌われているというイメージがない
で「あっという間に50年近く」が経ったと
どうしてだ? 同じへそ曲がりなのに(泣)
思うに、へその曲がりの具合
他人が想像できるぐらいだとダメ、嫌われる
他人が想像できないぐらいになれば好かれる
ということだろう
しかし、考えてみれば
他人が想像できないぐらい「へそが曲がってる」って
なかなかなものだねぇ~
実際のヘソがトンでもないぐらい曲がってるのかも
それがホントだと、納得できる
『季刊analog』2016 AUTUMN vol.53
2016年09月15日
陽水、なかなかな気弱な性格
『ラインダンス』
「聞けば結婚式というもの、いくら気丈夫な人でも
すっかり緊張してしまい、
何を言ったかはもちろんの事
前後の見境もつかなくなるとの事
僕は筆に表現しがたい程の気弱な性格だから
なんといってもこの点が一番気になる
どうも悪い予感がする
指輪を落とすくらいは必ずやりそうだし
その指輪がどこかにころがって見つからなくなり
式が中断する事も十分予想できる」
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「僕は筆に表現しがたい程の気弱な性格」だと
言っているが、風貌やイメージからしてどうなの?
さらに、その気弱な者が
自分で曲を作ってカセットテープに録音したものを
ラジオ番組メイン・パーソナリティーのところへ
大胆にも「聞いてください」と持って行くかねぇ
信じがたいが“気弱”な一面あるらしい
今日(きょう)は、きよわ(気弱)な井上あきみ
やっぱ、ホントかねぇ? 信じられない
ラインダンス (新潮文庫)
2016年08月28日
陽水「気難しさ」
『井上陽水全発言』
陽水語録'85(The Best Hit)
インタビュアー(気難しいほうですか)
陽水「まあ、気難しいといえば、気難しいんだけどね
やっぱり、そういうところは、マスコミも
そう見当ハズレのレッテルを貼っているとは
思わないけどね」
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気難しい=たやすく他人に同調しない
そうでなければ陽水さんらくしない
他人にどうしようどうしよう(どうちようどうちょう)ではダメ
誰が何と言おうと「窓の外ではリンゴ売り」
私も陽水ファンですから他人から
「気難しい」と言われてます
当然のごとく (笑)
参考blog
陽水、自己評価では愛想よすぎる の続き
陽水、スタッフを凍りつかせて出来た「氷の世界」
『井上陽水全発言』
2016年07月27日
陽水のトリプルスリー!?
『井上陽水 氷の世界ツアー2014』パンフ
1973年「氷の世界」創世記
井上陽水の昨日・今日・明日
Friends
参考blog 陽水、「友情」を口にするヤツは生理的に嫌い の続き
「なんだかんだ言っても
本当はうまれつきなまけもので
約束をやぶってばかりいて
昔から友達から僕は嫌われているのです
それが事実の真相なのです
スネてスネてスネぬいて生きていくのです」
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嫌われることしているのに
“スネる”
それも簡単なスネ方じゃない
“スネてスネてスネぬいて生きていく”って
どうなんでしょうね?
結局、こっちを向いて欲しいという裏返しかな!
(参考blogでも言っているように)「さみしいときが多い」
あこがれのゴルゴ13になるにはちょっと難しいそうですね
(-_-;)
陽水さんのひどいスネ方
トリプルスリーならぬ
トリプルスネー
パンフ『井上陽水 氷の世界ツアー2014』