想像

2024年01月23日

陽水「アメリカでのレコーディング、できなくても大じょうぶなんですよ」ホントかなぁ!?

 
『井上陽水全発言』
「井上陽水、井上陽水を語る」の項
 
■インタビュアー
こんどの新しいLPは?
 
■陽水
これはいつになるのかな、
アメリカレコーディングです。
いちおうレコードをつくろうという名目で。
僕としてはアメリカに行ったことがないから、
行きたいだけなんで、
レコードができなくても大じょうぶなんですよ。
行ってきて、
“ちょっと言葉が通じなかったからレコードできなかった”
っていおうと思ってますけど。
期待してないんですよ。
むこうでレコーディングするっていうのは。
僕の予想では、たぶんできなくて、
日本でまたレコーディングすることになると思います。
 
■インタビュアー
じゃ、おみやげ話だけもってかえってくるというか。
 
■陽水
そうですね。
 
- - - - -
「レコードができなくても大じょうぶなんですよ。」
そんなこと言ってますけど
blog「「氷の世界」誕生秘話
blog「「二色の独楽」誕生秘話も“また!?”
blog「天才のとる行動はWHY ?
にあるように
結局、ホテルにこもって曲づくりしたり
うまくいかず落胆して帰国するハメに
繰り返しているように見えますけど(笑)
 
「期待してないんですよ」は陽水さんだけで
他のスタッフやミュージシャンは
大いに期待しての海外レコーディングだと思います
それを裏切ろうというつもりですね(笑)
 
しかし、思惑どうりにいかず
さんざんな目にあって!という「おみやげ話」は
確かに受け取りました
ありがとうございました(笑)
 
 
『井上陽水全発言』
井上陽水全発言



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2023年07月07日

なに? 陽水“「少年時代」はA定食セットのようなもの”

 
『井上陽水 FILE FROM 1969』
Interview2002
『音楽とスタイルを語る』
「BRIO」2002年9月号 取材・文/加藤ゆかり
[小見出し]
学生時代を テーマにした曲は“A定食セット”のようなもの
 
■インタビュアー
曲を作るときに、
学生時代の風景を思い浮かべることは多いんですか。
 
■陽水
作りやすいんですよ。
・・・僕がおそば屋さんだったら、小さい天丼とたぬきうどんのセットにすれば、
お客さんは「じゃ、このAセットください」って
オーダーするんだろうなっていう予想のもとに(笑)。
たぶんひとつの形式になってるんですよね。
「少年時代」もそうですし。
若かった記憶の1コマは、定食のAセットB セット。
 
- - - - -
「ひとつの形式になってる」
「少年時代」も定食セットのようなもの、だと
 
陽水さんのいろいろなコメントを見たり聞いたりすると
形式にとらわれたくないという思いが
かなり強いのではとイメージしていますが
そうだとすると形式にしたがって
A定食セットのように作った「少年時代」は
予想通りの出来栄えで、本人的には
あまり面白くないという感じなのでしょうか!?
 
国民的な大ヒット曲であるにもかかわらず
そう考えるのもわからなくもないです
陽水さんのことだから(笑)
 
ただ、定食セットにも
隠された食材や調味料で万人受けするように
絶妙に味つけしているんだと思いますがどうでしょうか
考え過ぎですかね!?(笑)
まあ、いずれにしても
想像たくましくさせる存在であることに間違いはなさそうです
これが虜になるんですよね
 
 
「少年時代」収録アルバム『ハンサムボーイ』

 
『井上陽水 FILE FROM 1969』
 
 


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2019年08月23日

擬人法を用いてアイランド「サナカンダ」を描写

「サナカンダ」
擬人法を用いてアイランド「サナカンダ」を描写

青い珊瑚礁が言う
私に浮かばせて

同じパターンで
次のそれぞれが言いだす
~させて! と。

黒い真珠貝

熱い温度計

長い海岸線
風の感情線


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2016年11月03日

陽水、「黙説」の使い手

『別冊カドカワ総力特集井上陽水』
 
一つ顕著だと思うのは
彼が修辞学の言葉でいう類稀なる「黙説」の使い手ということだ
「黙説」とはつまり読んで字の如く
説明し過ぎないことである
そのことで受けての想像力をより能動的なものにして
そこにさらなる意味のスペースを生み出していく手法である
陽水が敬愛するボブ・ディランがらの影響も大きいだろう
(取材・文/小貫信昭)
 
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やはり陽水さんのテーマの一つに「黙(説)」
ここ数日blogにアップしている「無」
「“無”という芸術」につながった
40周年を記念して2009年出版された
『別冊カドカワ総力特集井上陽水』にも書かれていたことを
偶然にも発見する
何かに導かれたようだ!
ただ、これ以上書くと
「“無”という芸術」が台無しになるので
これで終
 
『別冊カドカワ総力特集井上陽水』
 


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2015年04月24日

陽水デビューしてなかったら、歌の上手い歯医者で中洲でブイブイ!?


「みんな子どもだった」BS-TBS
MC 倉本聰さん、長峰由紀アナ

倉本さん「歯医者になるつもりだったの?」
陽水さん「歯科大を目指していたんですけどね」
倉「井上さんが歯医者になったら
 どういう歯医者になったんですかね」
陽「歌の上手い歯医者」ハハハハ
長峰アナ「それは間違いないと思います
 その通りだと思います」
陽「博多あたりで開業して
 中洲辺りでね、マイクもって
 「先生、歌お上手ね」
 「そうかい、自分で作ってる曲もあるんだけど聴く?」
 なんか言ってる歯医者かなー」
 
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「歌の上手い歯医者」という返事は
間髪入れずでしたね
よっぽどいろんなところで話込んで慣れている感じ
その後のくだりも流暢に、会話形式まで入れて


これまでも中洲あたりで、その話で笑いをとって
楽しんでる姿が目に浮かぶ  (*^_^*)




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2015年01月28日

金剛力士か井上陽水か


『別冊カドカワ 井上陽水』
 

表紙がカッコいい!
金剛力士像のように見える
見えてしまう 
このデザインを手掛けたのは誰だ?

デザインもだが
はやりご本人だ
陽水さん自身が
金剛力士像のようなオーラを放っているということだ
思わず拝んじゃう(笑)




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2014年11月28日

陽水、ポール・マッカートニーになりきり小芝居を演じる


『井上陽水のオールナイトニッポンGOLD』(2014年4月放送)

ポール・マッカートニー来日後のラジオ番組

八木アナ「また、(来日して)国立でやりますよね」
陽水さん「やるらしいですね
 せっかくいい感じだのにねー
 あの思い出を少し僕ら抱きながら過ごしたかったんですけど
 また来るっていうんで
 ホントかい? みたいな
 
 きっと奥さんが、日本のライブが終わった後
 (奥さん)「ねえ、ポール、すごくいいね、やっぱ日本って」
 (ポール)「でしょー」
 と、ポールが自慢したかったんじゃないでしょうか
 (奥さん)「また行きたいなー」
 (ポール)「お、いつでも行けるよ」と
 威張りたかったと思いますよ」

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陽水さんのポール・マッカートニーと奥さんの1人2役の小芝居
なかなかのもの
ホントかどうかは知らないが
リアルっぽい感じがする

同じミュージシャンとして陽水さんも同じような感じで
威張ったり自慢した経験があるんじゃないでしょうか

奥さんの石川セリさんに対して『ダンスは上手く踊れない』を
即興で作ったということは、よく知られている
そのとき
(セリさん)「新曲欲しいなー」
(陽水さん)「お、曲すぐに書けるよ」と
自慢したかったと思いますよ


小芝居が堂に入っていたら
自らの経験をだぶらせている
自分自身で小芝居を演じるときには
近い経験のあることをすればリアルっぽくなる


曲『ダンスは上手く踊れない』の入っているアルバム集『GOLDEN BEST』


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2014年11月13日

奥田民生に返ってきた陽水からのメールが「りょ!」


『SWITCH』

奥田民生さんが陽水さんにメールを送ると、返ってくるメールが
「りょ!」だと

民生さん「ま、了解っていうことですよね」
陽水さん「分かるよね?」
民「分かるんですけど、それにしても「りょ!」って(笑)
 そういう何かを生み出す人がいるんじゃないですか、勝手に
 「分かるだろう、これで」みたいな
 そういうの好きですね」

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メールの返事が「りょ!」って
もらったら“なに、これ!”ってなる
その驚いている様子を想像して
陽水さんはメールを送っているのかもしれない
性質(たち)が悪いんだから

もし、そういうメールを受信したら(そういうことはないけど)
それにどう返信すれば、逆に陽水さんは驚くか
「よ?」とか、「だすから」とかがいいか
バルト三国の美しい女性の物憂げな写真を3枚添付するだけとか
どうしましょ!?
いろいろ想像が膨らむ


相手の驚くリアクションを想像して楽しむ
悪趣味だと思われるかもしれないけど
人類の進歩は、そんなところにあるんじゃないか
驚きは、感動につながる
さあ、誰かを驚かす作戦を練ってみよう


雑誌『SWITCH』
switch_陽水民生



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2014年10月17日

船長・陽水、博多湾を豪快にクルージング!?


文化放送『吉田照美_飛べ!サルバドール』

娘の依布サラサさんが船舶2級の免許を取得し
娘さんの操縦で博多湾に出かけたという話が番組の中である

吉田照美さんが陽水さんに
自分でも船舶免許取りたいと思うかという質問をすると
「簡単だとわかったんで、取りたいなと思った!
 1級はたいへんだけど
 2級試験はそんなに難しくないみたいだ」と

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陽水さんが船長ですか
想像できるような、できないような

ぜひ乗ってみたいと思うが
気持ちよく楽しめるのか、スリル満点なのか
複雑な感じでゾクゾクする

船長さんになっての曲づくり
変わるのかも楽しみ
どんな曲ができるんでしょう?
『船頭小唄』に肩を並べるほどの永遠の大ヒットか!?

それとも『兄弟船』的な感じで
依布サラサさんとの共作『親子船』
なんていい感じじゃないですか(笑)


想像できるような、できないような
そんなのがいい
想像する人次第
あなたは、船長・陽水さんの船に乗れるとしたら
どんなイメージ?



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2014年08月22日

陽水は、現代のアレクサンドロス(ミロのヴィーナスの作者)だ


『別冊カドカワ 井上陽水』
音楽文化紀行「陽水・東京青春地図」・小貫信昭さん取材・文

「陽水は住んだ場所を具体的に歌わなかった」の記事で
つぎのようなことを書いている

陽水が初めて自分で部屋を借りたのは
中野富士見町駅の辺りだと
すぐそこには『神田川』が流れているが
川の名前は歌には出てこない

陽水さんがその当時
自宅と渋谷のライヴハウスを行き来するときに
利用したバスをヒントにしたであろう『夜のバス』を紹介するが
やはり停留所などの名は出てこないと
 
そして、「阿佐ヶ谷の駅に立ち」という
友部正人さんの『一本道』を紹介しながら
他のミュージシャンとの違いを強調している

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陽水さんも地名入りの曲がないわけではない
『能古島の片思い』
『Tokyo』

ただ、『Tokyo』は大き過ぎる
銀座や新宿、渋谷などの地名が出てくるが
あまりにもメジャーなので
これは抽象的と言ってもいい

具体的な地名を入れなかったのが、よかった
陽水さんがBIGになるには!

書いたように
あまりに、いつも具体的だと、イメージが限られてしまって
想像が広がらない
確かに、その地域に住んでいる人にはウケるかもしれないが
地方の者には、なに、それ?状態で、興醒めだ
空想を楽しむためには
ミロのヴィーナスの腕がないような状態がいい
地名も年齢も性別も、恋愛状態がどうかも
さらには歌詞の意味自体も
わからない、又は、ぼやーっとしている
だけど、スタイルから魅力はバンバン感じる
そんな風なのが楽しめる
ただ、それを創れる人はそうはいない
陽水さんは、それが出来てしまうんだからすごい
現代のアレクサンドロスであることに間違いはない

お悩み多いあなた
ぜひ、ヴィーナスのように陽水鑑賞してみて欲しい


ところで、『サナカンダ』私大好きな曲
若い頃、必死にサナカンダ島を探してみたが
見あたらず
それもいい思い出だ


『別冊カドカワ 井上陽水』
 

曲『夜のバス』『能古島の片思い』の入っているアルバム『陽水Ⅱセンチメンタル』
曲『サナカンダ』の入っているアルバム『EVERY_NIGHT』
曲『Tokyo』の入っているアルバム集『GOLDEN BEST』



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2014年08月21日

曲づくりは、詳(つまび)らかにしない方がいいと陽水


文化放送『吉田照美_飛べ!サルバドール』出演

(曲『傘がない』の話題)
吉田さん「でも、あれは実体験が歌になったんですか?」
陽水さん「いやぁ、どうなんでしょうね」
吉「そこらへんは創作の秘密がいろいろあるから
 企業秘密も」
陽「なんだっけ、あのー、つぶさに…
 あの~、なんつうんだっけ
 みらびらかに?
室さん「詳(つまび)らかに」
吉「その言葉が出てこない」
陽「ハ、ハ、ハ、ハ…」
吉「今、言葉が出てこない」
陽「詳らかにしない方がいいんですよね」
吉「多少、謎を残しておくってことがね」
陽「そんな、実体験みたいなこともありますし
 全然、ただ作ったような世界もありますし
 グレーもあるしね
 いろいろありますよね」

------------------------------------------------------------
曲づくりについて詳らかにしない
いいねぇー
なんでもかんでも説明したり
伝えたりすればいいかというと
ちょっと違うように思う

最近、かなりのアーティストは
まこと至極、丁寧、かつ、詳細に
曲を作った理由や実体験について説明する
歌詞の文字自体多くて、聴くの辛いなぁと思っているのに
さらに説明でもたくさんの言葉で埋め尽くされる
もういい、御苦労さま
と思ってしまうのは私だけでしょうか

創作について詳らかにしない
なにか、あるようでない
ないようで、実はある
隠れているものが、ちょっと姿を表したり表さなかったり
女装したり男装したり、覆面を被ったり
知らんぷりをしたり、たいへんだと騒ぎまわったり
勝手にいろいろ想像できるから楽しい

説明が多すぎると想像ができない
見えそうで見えない
それがゾクゾクさせる
人間だけがもつ独特のそういう感性
それを大事にする

なになに?
と興味をかき立てたところで止める
後はどうぞ、あなたが勝手に
それがいい


いかん、このblog書き過ぎだ
やっちまった!


曲『傘がない』の入っているアルバム『断絶』


 

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2014年08月16日

陽水は、元祖電波少年だ


TBSラジオ『たまむすび』

赤江アナ「たまむすびでは、皆さんからのメッセージ
 今日もたっぷりとご紹介します
 テーマはオープニングで話した内容から決めているんですが
 今日は、陽水さんに発表していただきましょうか
 陽水さん、今日のテーマよろしくお願いします」
陽水さん「今日のテーマは、屋根の上の話(笑)
 よろしいでしょうか」
華丸さん「あるかなぁ?(笑)
 そんなエピソード、あるかなぁ?」
赤「いいですね~」
大吉さん「陽水さんがね、幼少の頃、
 ラジオの電波をキャッチするために
 屋根の上に登って、転げ落ちた
 (という話をしていただきました)」
華「聴いてました
 タクシーの運転手さんと共に聴いてました」
大「じゃぁ、屋根の上の話で
 華丸さん、何かありますか?」(笑)
華「崖の上の話ならあったんですけど」
大「崖の上もないでしょ」
華「ありますよ、修学旅行は東尋坊の話が」
赤「そうですか、それはまたすさまじい話で」
大「それはそれでありますか」
華「屋根の上の話、ちょっと考えときます」

------------------------------------------------------------
テーマ選定抜群!
「屋根の上の話」そう誰しも経験しないこと
それをテーマにするなんて
やっぱり変わってる

このテーマに応えられる人、それも面白くって
かなりレベルの高い要求だ
なかなか厳しいぞ

しかし、ほとんどの人が経験しないようなところから観る
それが独特の世界観を創っていったのかも
ラジオの電波も観ていたんじゃない
そうだ、元祖電波少年だ、陽水さんは

現代の家って、屋根の上になかなか登れなくなっている
残念なことだ
やっぱり景色違うんだろうな
そこでいろんなことを考えたり、想像したりして
また、ちょっとエッチなことを考えたりして
そんな感性を高め、想像力を育てる場所
屋根の上


今、屋根の上に簡単に登る人って
大工さんやアンテナ設置業者さん
今だったら、ソーラーパネル設置業者さんかな
大事にしないと
日本の独自性、想像力は、これらの方々にかかっていると
いっても過言じゃない(笑)

あなたの近くにいたら、大事にしてください

 

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2014年01月14日

陽水「なに、これ!」シリーズ~ユーミン解説『夢の中へ』



曲『夢の中へ』の話で
ユーミンから「すごく深い意味を含んでいる」って言われたことがあるらしい

それは、『夢の中へ』は刑事が麻薬捜査で自宅を訪れたときの歌じゃないかって
「探し物はなんですか、見つけにくいものですか
机の中も鞄の中も探したけれど見つからないのに
まだまだ探す気ですか
それよりボクと踊りませんか
夢の中へ夢の中へ行ってみたいと思いませんか」
でしょ
ホントだ、ピッタリだと笑う

「FMステーション」1989年8月21日号 小貫信昭氏取材
『井上陽水 FILE FROM 1969』

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『夢の中へ』の上の話をユーミンがいつ言ったかわからないのだが
その類の事件を起こしてしまった陽水さんとしては
ユーミンの話を聴いてどう思ったのだろうか?
聴いてみたいきもするが、もうどうでもいいようにも思う

それはさておき
陽水さんの曲はいろいろ感じるし、思えるし、考えられる、想像もできる
わかるようでわからない
わからないようで曲を聴き終えるとなんだかわかったように思える
そのふり幅が他のミュージシャンより相当に大きい

ふり幅が大きいだけならここまでの巨人になっていなかったと思うが
魅力的な声が大きなふり幅その全部を聴いている者に心地よくさせてしまう

麻薬のように麻痺させているのかもしれないが
なかなかな不思議曲を作る、なかなかあやしい歌手であることに間違いはない

少なくとも私は完全に麻痺してしまっている
皆さんも少しは麻痺しているのではないでしょうか?
 

『井上陽水 FILE FROM 1969』
  

曲『夢の中へ』の入っているアルバム集『GOLDEN BEST SUPER』


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2014年01月05日

たこ焼きの好きな陽水さんが、その転がる様子を模して作った曲!?『チャイニーズ フード』


『チャイニーズ フード』に
「ミートボールの転がる距離を計るのは」ムツカシイ
という歌詞があるが
これって本当は
“たこ焼き”のこと?
「ため息までがフー」っていう歌詞もあるし
“たこ焼き”を連想させる

以前、奥さんの石川セリさん、娘さんの依布サラサさんが
『行列のできる法律相談所』へ出演したとき
陽水さんが、たこ焼き屋を見つけると
よく“たこ焼き”を買って帰るが
食べようとしてフタを開けた瞬間
(フタが思うように開かなかったのだろう)
“たこ焼き”をテーブルの上などに散らばらせ
コロコロと転がせてしまったというようなことを話していた

“たこ焼き”の転がる様子を見て、上の歌詞を思いついたのかもしれない
直接“たこ焼き”っていう歌詞も使いにくいので、
似たようなミートボールを使い、さらにチャイニーズ フードで仕上げたのか

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様子や状態を模写したり、上手く表現したりする
そういう才能に長けた人にあこがれる

トップクラスのお笑い芸人にはその才能を強く感じるが
陽水さんも上手いなぁと感心してしまう
特に、共通しているのは、あまり言葉を多く使わないで
相手に明確にイメージさせる
その技術はすごい

陽水さんの場合は、お笑い芸人以上に言葉が少ない
また、はちゃめちゃな言葉の並びにもかかわらず
すごくインパクトを聴いている人に与える

なかなかできない技
芸術家だ

“たこ焼き”を芸術にしてしまうんだから
そういう人の作品に触れてみる
感化されてみると、なかなか面白いですよ


曲『チャイニーズ フード』の入っているアルバム『LION&PELICAN』


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2013年11月18日

陽水「なに、これ!」シリーズ~学校唱歌『赤い靴』を歌うのに一本調子のギターでは俺の歌は表現できない


オールナイト・ニッポン・ゴールドに出演
番組の最初で

『赤い靴』を歌うも
ギターを弾く坂崎幸之助さんに対して
「ちょっと待って、君たちのギターは一本調子過ぎる」と指摘

「もっとねぇ、その緩急を付けたり、ボリュウム的に強かったり弱かったり
いろいろしないと
俺の歌は表現できない」と

拓郎さん「学校唱歌を歌うのに一本調子と言われたの初めて
俺、とっさにギター引いたね」

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ギターへのこだわりを見せる陽水さん
これも独自の音楽観を持ってるゆえのことか
なるほど

こだわりは、うっとうしいなぁと思われることも多いけど
それを突き抜けていけば芸術になる(?)


あなたのこだわりは何?
周囲からうっとうしがられても平気でいよう


私のこだわりは、もちろん陽水さん
曲もトークも
自分なりに、なかなかのものだと思ってます(笑)

 

yi_gaku at 00:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
こんな方にお勧め!
陽水を聴き歌い、陽水に驚愕し享楽す、陽水の発想と表現その独創的な世界触れてみませんか。あなたをきっと豊かに強くする。「陽水研究」人気者になるか、変人扱いされるか。だけど、変わっているからこそ面白い。だから陽水!
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