対・対極・逆・ギャップ・コントラスト
2024年02月27日
井上陽水『心もよう』曲タイトルで葛藤
『綺麗ごと』
「第二章 愛のある食卓」の項
■山際淳司
PLのタイトルや曲のタイトルは自分で決めるんでしょ。
■陽水
そうですね。例外はありますけどね。
『心もよう』って曲は、
僕がタイトルをつけたんじゃないですよ。
初めタイトルがなくて困っていたら、
“心もよう”がいいんじゃないかって言われて、
そうかな?って思ったけれど、
結局印税がいちばん多い曲になっちゃったね。
- - - - -
『心もよう』の曲タイトルは
ポリドールのディレクター多賀英典さんがつけたようです
(NHK『井上陽水 ドキュメント 氷の世界 40年/日本初ミリオンセラーアルバムの衝撃とその時代』でおっしゃってました)
■山際淳司
PLのタイトルや曲のタイトルは自分で決めるんでしょ。
■陽水
そうですね。例外はありますけどね。
『心もよう』って曲は、
僕がタイトルをつけたんじゃないですよ。
初めタイトルがなくて困っていたら、
“心もよう”がいいんじゃないかって言われて、
そうかな?って思ったけれど、
結局印税がいちばん多い曲になっちゃったね。
- - - - -
『心もよう』の曲タイトルは
ポリドールのディレクター多賀英典さんがつけたようです
(NHK『井上陽水 ドキュメント 氷の世界 40年/日本初ミリオンセラーアルバムの衝撃とその時代』でおっしゃってました)
「そうかな?」っていうのは
陽水さんに葛藤があったのかもしれませんね
シングルには「帰れない二人」が収録されることになり
陽水さんや若いスタッフは
「帰れない二人」をA面に推したが
最終的には、多賀さんの案
- A面「心もよう」
- B面「帰れない二人」
そういうこともあっての「そうかな?」かも
ただ、それが全面に出て欲しくないので
「結局印税がいちばん多い曲になっちゃったね」
と誤魔化した!?(笑)
勝手解釈です 失礼しました m(._.)m
シングル『心もよう』
『綺麗ごと』
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2024年02月19日
陽水の純愛。
『綺麗ごと』
「第二章 愛のある食卓」の項
blog「ある時はミュージシャン、ある時は・・・」続き■林
ところで、奥さんと今でも純愛は続いていますか?
■陽水
ええ。
■林
ワッ、スゴイ!
たとえば、どういう時に純愛をお感じになりますか?
■陽水
そうですね、例えば納豆をまぜているとき。
■林
納豆以外では?
■陽水
僕はお酒を飲むと、
アイスノンをおでこにのせて寝ちゃうんですが、
そこに巻かれたタオルを見た時――。
- - - - -
「納豆」「アイスノン」
ほのぼのとした夫婦の純愛が窺える
とても素敵なエピソードです
いいっすねぇ~
そうなんですが
別に反抗しているわけでもないんですけど
先日のblog
「好きな女性のタイプ」
「おじょうさんタイプではダメ」
を思い出すと
ふり幅があまりにも大き過ぎてついていけない(笑)
これが井上陽水
これが人間なんだ
と言われればそうなんですけど
この刺激がクセになり、病みつきになります(笑)
『綺麗ごと』
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2024年01月29日
井上陽水「ストイック」というシャウトには驚かされる
pen 5/1・15合併号 2020 №495
完全保存版
「井上陽水が聴きたくて。」
時代ごとにアルバムと振り返る、その音楽の軌跡。
87→98 フォーライフレコード後期
「バブル期を迎えても、独自の歩みが続く。」の項
93年の『UNDER THE SUN』
経済の停滞が進むこの時点で、
彼が派手な演奏で
《ストイック》とシャウトしていたことには驚かされる。
- - - - -
「ストイック」作詞:秋元康、作曲:井上陽水・佐藤準
ストイック=禁欲
経済の停滞に
愛も停滞
♪ 愛よりもストイック
愛よりもストイック ♪
というシャウト
なんということでしょう
ストックなシャウト
いいっすねぇ~
ある意味、真逆
陽水さんと秋元康さんのコラボも
ある意味、真逆
真逆が生んだ名曲
https://youtube.com/shorts/9fNV0wQwIk8
「ストイック」収録アルバム『UNDER THE SUN』
pen 5/1・15合併号 2020 №495
完全保存版
「井上陽水が聴きたくて。」
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2024年01月27日
陽水に危機一髪「俺、2~3回ひかれそうになった」
『綺麗ごと』
「第二章 愛のある食卓」の項
blog「公式どおりボケる」続き■さんま
それ、30半ばですかぁ。
■陽水
僕の場合、33~34ぐらいから始まったよ、そういう世界。
やれたことがやれなくなるのよ。
今、ほら、向こうから車がパッと来るでしょ。
22~23のころは絶対、
車にぶつかるわけがないじゃない。
■さんま
ハハハハハ。
■陽水
これがね、そういうノリで道を横切ると、
34~35で危うくなるよ。
俺、2~3回ひかれそうになった。
その肉体の衰えが精神にやってくるわけ。
だってお笑いでも、今までいろいろいたけどさ、
ずーっと一線にいる人いないもんね。
■さんま
そらそうですわ。ええ。
- - - - -
「お笑いで、ずーっと一線にいる人」
確かに、今までいませんでしたが
例えば、番組『踊るさんま御殿』では
お笑い怪獣としてゲストを爆笑の渦に巻き込み
『お笑い向上委員会』でも
試練の場を作りお笑い芸人の才能を開花させるなど
ますます意欲を発揮して
「お笑いで、ずーっと一線にいる人」に
明石家さんまさんはなったんではないでしょうかね
そして「肉体の衰えが精神にやってくる」に抗っています
肉体の衰えは仕方ないところはありますので
陽水さんには、特に車にはお気をつけいただきたい
ただ、精神的なものには抗っているところを
少し見せていただくと一ファンとしては嬉しい
歌ってうっとりさせながら、爆笑を取るなんて
歌手として最高の抗い方じゃないでしょうかね(笑)
これまでもやってこられてますので
引き続き期待したいところです m(._.)m
『綺麗ごと』
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2024年01月10日
陽水の詞は「基本的に本質はビジョン(幻想)の表現」
『別冊カドカワ総力特集井上陽水』
ピンポイント【陽水学】社会学編
社会学者 松島淨
blog「陽水は歌のバロックだ」続き「ビーズとパール」には、
たくさんの女性の名前が出てきて、
ちょっと爛熟した退廃的なものを感じます。
一方の「真珠」では「真珠の形は永遠のシュールだよ」と
歌っている。
バロック美術に造詣の深い宮下規久朗さんの著書
『バロック美術の成立』の中では、
バロックの世界観は「相反する力に満ちており、
科学と宗教、
現実と幻想、
冷静と熱狂、
理性と欲望、
秩序と混沌
とを併せ持っていたが、
基本的に本質はビジョン(幻想)の表現に求められる
と考えている」とおっしゃっています。
- - - - -
社会学者・松島淨先生や宮下規久朗さんご指摘の
「爛熟した退廃的なもの」
「相反する力に満ちて」いるが
「基本的に本質はビジョン(幻想)の表現に求められる」
私が表現しきれていないことが
ズバリ書かれており
「陽水は歌のバロックだ」という提案に
改めてなるほどと感じた次第です
「本質はビジョン(幻想)」では
「イミテーション・コンプレックス」が思い浮かびました
これもバロックのような感じがしますがどうでしょう
♪ 星が全部 イミテーション ♪
♪ 街は全部 イミテーション♪
♪ 恋は全部 イミテーション ♪
いいっすねぇ~
「ビーズとパール」収録アルバム『バレリーナ』
「真珠」収録アルバム『永遠のシュール』
「イミテーション・コンプレックス」収録アルバム『カシス』
別冊カドカワ総力特集井上陽水
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2023年12月31日
別れの「蛍の光」をアルバム冒頭に、その意図について、井上陽水
「蛍の光」
アルバム『UNITED COVER』より
- - - - -
キャッホーCrabskiさんとのコラボ企画
「Merry Christmas & Happy New year 特集」に
参加させてもらっています
- - - - -
・HN:キャッホーCrabski
・チャンネル:井上陽水縹緲録(@yosui_69)
・ブログURL:https://youtube.com/@clubchowder
・概要:井上陽水の作品を自分の感覚で視覚化し、果てなく記録するチャンネル
- - - - -
「蛍の光」←YouTubeリンクあり、クリックどうぞ
『井上陽水 FILE FROM 1969』
Interview2001
「ここ30年ぐらい曲作りに悩んでましたから・・・」の項より
「ジャパニーズポップスの巨人たち」2002年8月発行 取材・文/田家秀樹「ここ30年ぐらい曲作りに悩んでましたから・・・」の項より
「蛍の光」
■インタビュアー
冒頭の「蛍の光」ですが・・・。
■陽水
これも、童謡とか、民謡とかね、
ポップスとかそういうのではない、
くくりもわからないんですけど、
もう著作権も切れたという感じでしたね(笑)。
そういう歌を10曲ぐらい軽くスタジオでやって。
「黒田節」なんかもちょっとやってみたんですよ、
「♪酒は飲め飲め」って。
これはなかなかいい歌だななんて思って、
さすがにそこまでの勇気はなかったんで、
今回は収録していないんですけど、
「蛍の光」と「月の砂漠」は収録してみようかなと。
「蛍の光」という曲は、
どうしても卒業式だとか、
船で行くときの音楽とか、
情けない例でいくと
パチンコ屋が終わるときとか、
そういうことでとにかく「さようなら」というか、
いろいろなお別れというか、
おしまいという感じなんですけど、
そういうイメージが強い曲なんです。
それを一番最後に持っていくのもね、
このはばかれるというのが、
おわかりになる方はおわかりになれると思うんですけど、
でも「えっ、どうして最後じゃいけないの」って
人がほとんどだと思うんですけど、
やっぱり少数の人が
これが最後というのはないだろうと思うんですよね。
じゃあ、お尻から2、3曲前あたりが適当かな
なんて思うんですけど、
これもちょっといやらしいんですよね。
いっそスパッと物事の白黒をはっきりつけるためにも
頭に持ってきたんですよね。
■インタビュアー
これは、その20世紀に別れを告げているというような
解釈もできたりしますもんね。
■陽水
そう言っていただけるのを待ってたんですけどね。
そこに作者の意図があるわけです(笑)。
- - - - -
長文になってしまったし
年末で皆さんお忙しいでしょうから今回は短めに
アルバム冒頭にもってくるとは
陽水さんらしい
ステキな声とアレンジで聴き惚れて
別れの曲というのを忘れてしまいます
「そこに(も)作者の意図が」あったかもしれません(笑)
曲「蛍の光」の収録されているアルバム『UNITED COVER』
『井上陽水 FILE FROM 1969』
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2023年12月24日
ハッピーもアンハッピーも「メリー・クリスマス」井上陽水
「メリー・クリスマス」
フォーライフ・レコード創立1周年を記念して
企画されたアルバム『クリスマス』の収録曲
- - - - -
キャッホーCrabskiさんとのコラボ企画
「Merry Christmas & Happy New year 特集」に
参加させてもらっています
- - - - -
・HN:キャッホーCrabski
・チャンネル:井上陽水縹緲録(@yosui_69)
・ブログURL:https://youtube.com/@clubchowder
・概要:井上陽水の作品を自分の感覚で視覚化し、果てなく記録するチャンネル
- - - - -
「メリー・クリスマス」←YouTubeリンクあり、クリックどうぞ)
『媚売る作家』
「セルフ・ヒストリー 陽水史」の項
フォーライフの四人で
クリスマスのアルバムを作った時ので、
なんかこれはボブ・ディランを
すごく意識した曲だったと思うんですけどね。
“綱渡りする”なんて詞は、
自分としてはディランを意識してる。
アコースティックなギターの弾き語りっぽいのも、
“その気になってた”からですね。
- - - - -
♪ ハッピー・クリスマス ♪とは歌っていますが
歌詞には、どちらかと言えば
アンハッピー、ネガティブ要素が詰まっていますね
陽水さんらしい
浮かれるのもいいけど
そうじゃない人もいる
曲を作った当時
陽水さんがそんな状態だったかは知りませんが
見方によっては、優しく包み込む曲
♪ ブルー・ブルー・クリスマス ♪
愛する人や大切なものを失った人たちのために
行われるクリスマスの礼拝
これをブルー・クリスマス礼拝と言うそうです
これもそれも含めて
♪ メリー・クリスマス ♪
陽水さんは神様!?(笑)
NHKのTV番組『井上陽水 マニアックカタログ』
ジャーナリスト津田大介さんとのやり取りの中で
「悲観的になる話が多いけど
人間としてどういうふうに生きるかというと
明るく前向きに肯定的にやるしかない
人間の想定なんて知れてて
え〜っなんて事が起きるのが
自然でもあるし
世の中でもあるし
前向きに明るくいくべきだど思うけどね」とコメント
陽水さんのこの曲「メリー・クリスマス」に
「前向きに明るくいくべきだ」というメッセージが重なるのは陽水さんのこの曲「メリー・クリスマス」に
私だけでしょうかね
井上陽水・小室等・吉田拓郎・泉谷しげるによるオムニバスアルバム『クリスマス』
■
yi_gaku at 00:00|Permalink│Comments(0)│
2023年12月19日
陽水「あくまで自分は新人歌手で」
パンフ「井上陽水 氷の世界ツアー2014」
井上陽水とリリー・フランキーが
『氷の世界』と70年代を語る
blog「アルバム『氷の世界』、流れは来てる!」続き
■リリー
これまでの二枚(『断絶』『陽水センチメンタルⅡ)は、
詞・曲、すべて自分でやってたのが、
『氷の世界』は3、4曲、共作してますけど、
抵抗とかなかったんですか?
■陽水
あくまで自分は新人歌手で、
プロデューサーのほうが強かったから、
だいたい指示通り動いてたかな。
- - - - -
言い換えれば
“私は従順な新人歌手です”
ホントかなぁ~(笑)
というのも失礼なことかもしれませんが
アルバムジャケットやパンフの写真から
ちょっと想像しにくい
これって、最近習ったんですが
アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)でしょうか?
見た目で判断しちゃいけませんね
『氷の世界-40th Anniversary Special Edition (DVD付)』
パンフ「井上陽水 氷の世界ツアー2014」■リリー
これまでの二枚(『断絶』『陽水センチメンタルⅡ)は、
詞・曲、すべて自分でやってたのが、
『氷の世界』は3、4曲、共作してますけど、
抵抗とかなかったんですか?
■陽水
あくまで自分は新人歌手で、
プロデューサーのほうが強かったから、
だいたい指示通り動いてたかな。
- - - - -
言い換えれば
“私は従順な新人歌手です”
ホントかなぁ~(笑)
というのも失礼なことかもしれませんが
アルバムジャケットやパンフの写真から
ちょっと想像しにくい
これって、最近習ったんですが
アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)でしょうか?
見た目で判断しちゃいけませんね
『氷の世界-40th Anniversary Special Edition (DVD付)』
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2023年12月13日
陽水、エッジを効かさない歌がいいと挙げた曲が・・・
パンフレット『40TH SPECIAL THANKS YOSUI INOUE』
■インタビュアーご自身の作品で、他にもそういう、
“いま歌ってみると”っていうのはあるんですか。
■井上
あるよ。
みなさんあまりご存知ない曲かもしれないけど、
「白いカーネーション」
ていうのがあって、
これほど他愛のないものもないってくらいの歌なの。
それこそ、
<♪ぞうさんぞうさん おはながながいのね>的な歌だから。
自分が作っておいてなんだけど、
とかく10代20代は、
もっとエッジの効いたものを志向するんだけど、
このくらいの年齢になると、
<♪ぞうさんぞうさん おはながながいのね>だけでも、
“いや~、参った”ってなるわけよ。
- - - - -
「童謡・ぞうさん」
どこかのコンサートで歌ってましたよね
“いや~、参った”と
同じようなことをおっしゃってた記憶があります
( 私の勝手な想像ならお許しください m(._.)m )
私も含め陽水ファンも
それなりの年齢になってきた方が多いですから
エッジを効かさない歌、いいっすねぇ~
TBSラジオ「たまむすび」出演時に
赤江珠緒さんが陽水さんの声を
“まろやか”と言ってましたので
陽水さんの声と笑いの『エッジのないコンサート』なんて
いいんじゃないでしょうかね(笑)
パンフレット『40TH SPECIAL THANKS YOSUI INOUE』
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2023年12月12日
陽水「一本筋を通すのは好きじゃない」
『井上陽水 FILE FROM 1969』
Interview1997
「一本筋を通して生きるというのは・・・?」
「BISES(ビズ)」1997年盛夏号 取材・文/近藤みなる
blog「どうしたらいいのか、いろいろ考えますね」続き自分のことでも、福岡に帰ろうとか・・・、
妻はね、今、熱海に
老人専用の食事も医療もついている
マンションがあるでしょう、
そういうところもいいんじゃないかって。
でも、いくらなんでも早すぎるだろうって(笑)。
いっそ、外国にでも暮らそうとか、
まあたぶん、東京にいるでしょうね。
どっちにしても、
今こうやって生きているわけだから、
そこで感じていることを歌にしていくでしょう。
大体、こうあらねば、
と一本筋を通すのは好きじゃないですし、
いろんな音楽をやりたいんですよ。
柔軟な面と頑なな面、両方あるんです。
10年たってもたぶん、今のままでしょう。
曲を作って、たまぁーにコンサートやって。
そんな、変わってないと思いますよ。
- - - - -
「こうあらねば、と一本筋を通すのは好きじゃない」
同郷のタモリさんは「うどんにコシはいらない」
と、近いようなことを言ってますね(笑)
お二人とも九州男児ですが
九州男児というと亭主関白なイメージ
博多華丸・大吉の大吉さんは
「男子厨房に入るべからず」を守っているようなので
陽水さん、タモリさんは異色なんでしょうか
しかし、それもこれもありが面白い
私も「一本筋を通すのは好きじゃない」を
活用させてもらっています
ただ、私の場合は単なる言い訳
このblogでおわかりのように
あっちへフラフラ、こっちへフラフラと
ほとんどのことに筋がありませんが
「今こうやって生きているわけだから、
そこで感じていることを」
勝手につぶやいていきます(笑)
私的には、「10年たってもたぶん、今のまま」
陽水ファンでしょう
いや、最期を迎えるまで
これだけは唯一、筋が通ってるかもしれません(笑)
『井上陽水 FILE FROM 1969』
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2023年11月25日
聴くべきレアモノ!井上陽水「WHITE CHRISTMAS」
「WHITE CHRISTMAS」
- - - - -
キャッホーCrabskiさんとのコラボ企画
「Merry Christmas & Happy New year 特集」に
参加させてもらっています
- - - - -
「WHITE CHRISTMAS」(←YouTubeリンクあり、クリックどうぞ)は
フォーライフの設立メンバー4人
(井上陽水、吉田拓郎、小室等、泉谷しげる)による
フォーライフ・レコード創立1周年を記念して
企画されたアルバム『クリスマス』の収録曲
そろそろ街の雰囲気も、この時期になってきました
新型コロナが5類になって最初のクリスマス
それを見通していたわけではないと思いますが
陽水さんの伸びやかな明るい歌声が響く響くクリスマスソング
いいっすねぇ~
私の勝手解釈ですが
歌詞もそうですが
陽水さんの歌声には多少なりとも“翳り”があると思います
しかし、この「WHITE CHRISTMAS」には
それが感じられませんね
時期的にみれば
フォーライフ・レコード創立の高ぶりなのでしょうか
奥様・石川セリさんとこの頃に盛り上がっていたのでしょうか
わかりませんが
アップテンポの曲に乗って
陽水さんのあの声が、な、な、なんと明るい明るい
そして、最後の ♪ Christmases be white ♪ のwhite
伸びる、伸び~る
この最後だけでも聴き応えあります
翳りのないレアモノとしてお勧めする曲(笑)
と書きましたが
- - - - -
『媚売る作家』本人自身によるアルバム未収録曲全解説
「WHITE CHRISTMAS」
そのクリスマスのアルバムで何か既製の曲をっていうんで
歌ったんです。
僕は英語で歌ったやつが二、三曲あるんですけど、
後から思うと「やめときゃよかった」って。
- - - - -
歌声とコメントが合ってないなぁ~(笑)
陽水さんらしいとも言えますね(笑)
関連blog
「ビング・クロスビーとは一味違うぞ!」
「陽水の声でゆっくり癒されたいクリスマスソング」
井上陽水・小室等・吉田拓郎・泉谷しげるによるオムニバスアルバム『クリスマス』
■
・HN:キャッホーCrabski
・チャンネル:井上陽水縹緲録(@yosui_69)
・ブログURL:https://youtube.com/@clubchowder
・概要:井上陽水の作品を自分の感覚で視覚化し、果てなく記録するチャンネル
- - - - -
「WHITE CHRISTMAS」(←YouTubeリンクあり、クリックどうぞ)は
フォーライフの設立メンバー4人
(井上陽水、吉田拓郎、小室等、泉谷しげる)による
フォーライフ・レコード創立1周年を記念して
企画されたアルバム『クリスマス』の収録曲
そろそろ街の雰囲気も、この時期になってきました
新型コロナが5類になって最初のクリスマス
それを見通していたわけではないと思いますが
陽水さんの伸びやかな明るい歌声が響く響くクリスマスソング
いいっすねぇ~
私の勝手解釈ですが
歌詞もそうですが
陽水さんの歌声には多少なりとも“翳り”があると思います
しかし、この「WHITE CHRISTMAS」には
それが感じられませんね
時期的にみれば
フォーライフ・レコード創立の高ぶりなのでしょうか
奥様・石川セリさんとこの頃に盛り上がっていたのでしょうか
わかりませんが
アップテンポの曲に乗って
陽水さんのあの声が、な、な、なんと明るい明るい
そして、最後の ♪ Christmases be white ♪ のwhite
伸びる、伸び~る
この最後だけでも聴き応えあります
翳りのないレアモノとしてお勧めする曲(笑)
と書きましたが
- - - - -
『媚売る作家』本人自身によるアルバム未収録曲全解説
「WHITE CHRISTMAS」
そのクリスマスのアルバムで何か既製の曲をっていうんで
歌ったんです。
僕は英語で歌ったやつが二、三曲あるんですけど、
後から思うと「やめときゃよかった」って。
- - - - -
歌声とコメントが合ってないなぁ~(笑)
陽水さんらしいとも言えますね(笑)
関連blog
「ビング・クロスビーとは一味違うぞ!」
「陽水の声でゆっくり癒されたいクリスマスソング」
井上陽水・小室等・吉田拓郎・泉谷しげるによるオムニバスアルバム『クリスマス』
■
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2023年11月10日
陽水と論文/レオナルド・ダ・ビンチの謎を解くように
『別冊カドカワ総力特集井上陽水』
ピンポイント【陽水学】社会学編
社会学者 松島淨
2枚のアルバムの中に密かに存在していた“バロック文化”
―今回、松島先生は、新たな陽水論を提案してくださった。2枚のアルバムの中に密かに存在していた“バロック文化”
論文名は「歌のバロック-新しい陽水論に向けて-」。
陽水がこれまで発表してきたアルバムとバロック期の芸術には、
共通する点が複数存在するという。
- - - - -
今回は“論文”をテーマに取り上げます
自作曲に関し
「世界の見方の変化について「論文になる」」
と言ってはいますが
論文にするつもりはまったくなく
齋藤先生の言葉を用いれば
「そういうことに私は答える意思はありません」
という裏返しの表現でしょう(笑)
陽水さんはご自身の曲について
「聴き手の判断で作品を理解してもいい」
というスタンスで
「論文じゃないからね」と
論文の逆の立場である“曖昧さ”を大切にしています
ただ、松島先生のように学者の立場からは
論文にしたい興味深い対象だと思います
仮に、私に学者のような才能があれば
レオナルド・ダ・ビンチの謎のように
陽水さんの楽曲に隠されているものは何か?
というテーマを論じて
ノーベル賞を狙ったかもしれません(笑)
論文にしたくない陽水
論文にしたい学者
この対照性、ギャップがいいっすねぇ~、面白い
『別冊カドカワ総力特集井上陽水』
yi_gaku at 21:39|Permalink│Comments(0)│
2023年10月31日
陽水「何を至上とするかで言うと、極端かもしれないけど」
『綺麗ごと』
「堅くなる」の項
(カメラマンが1週間前に撮影した陽水の写真を届けにくる。
陽水は写真を見ている)
いや、撮影早かったね。
早いっていうのが大事なことになってきたね。
今までは仕上がりのよさも大切なポイントだったんだろうけど、
でも最近思うに、そのへんは微妙な形になってきた。
何を至上とするかで言うと、
極端かもしれないけど、
仕上がりよりも早いほうがいいというのが、(カメラマンが1週間前に撮影した陽水の写真を届けにくる。
陽水は写真を見ている)
いや、撮影早かったね。
早いっていうのが大事なことになってきたね。
今までは仕上がりのよさも大切なポイントだったんだろうけど、
でも最近思うに、そのへんは微妙な形になってきた。
何を至上とするかで言うと、
極端かもしれないけど、
あながち馬鹿にできない話になってきた。
だって、早いってことで、
撮られる側も快適な顔ができるわけだし。
- - - - -
プロのカメラマンに撮影されることはありませんが
同じようなことを思わなくもないですね
たとえば
時間の余裕がないときに
アワビや松茸の上品な料理が出てきても
堪能はできないし
さらに待たされたりでもすれば、味なんてまったくない
それよりもチェーン店の牛丼の方が
よっぽど美味しい
「あながち馬鹿にできない話になってきた。
だって、早いってことで、」
食べる側も、心落ちついて味わえるし
気持ちを込めて“ごちそうさま”と言えるわけだし(笑)
ただ私の場合、残念なのは
アワビや松茸なんかほとんどお目にかかることがないので
そうかなぁ~と妄想です
普段は選択の余地なく牛丼です(笑)
たいへん失礼しました m(._.)m
しかし、「極端かもしれないけど」
この発想は大事だと思います
いろいろなことが想定できますからね
「極端かもしれないけど」“想定外の想定をする”
ときどき使ってます
綺麗ごと
yi_gaku at 21:39|Permalink│Comments(0)│
2023年09月27日
陽水「差なんて関係ない」
『井上陽水全発言』
陽水語録'82
たとえば、僕とあなたの服装が違っていて、
どっちが現代的かっていうことになると、
かりにあなたのほう、としましょう。
あなたのほうがススンデルとするでしょう、
で、次の時代に
どっちのセンスが世の中の主流になるかっていうと、
こっち(自分を指す)のほうが
先に来ちゃうわけじゃないですか。
必ずそういう時点がありますよね。
そうなってくると、
差なんて関係ないんですよね。
ある意味じゃ、
遅れているなぁと思うヤツには気をつけないといけないですね、
一番ススンデルわけですから(笑)。
- - - - -
上の記事は
陽水さんの大学受験失敗からきてるんでしょうか
テストの点数の「差なんて関係ない」
そのときは遅れたけど
「次の時代に、
こっちのほうが
先に来ちゃうわけじゃないですか
必ずそういう時点があります」
確かに、その後には
陽水さんが“一番ススンデル”存在になった
なるほど~
必ずそういう時点があります」
確かに、その後には
陽水さんが“一番ススンデル”存在になった
なるほど~
yi_gaku at 21:39|Permalink│Comments(0)│
2023年09月21日
社会学者・松島淨「彼(陽水)は声を褒められても満足そうに見えませんでした」それが一転・・・
『別冊カドカワ総力特集井上陽水』
ピンポイント【陽水学】社会学編
社会学者 松島淨
blog「通常“to you”と歌うところを“to me”」続き
blog「通常“to you”と歌うところを“to me”」続き
こういった傾向の作品はほかにもあります。
話しが少し遡りますが、
'83年に発表した『バレリーナ』や
'94年の『永遠のシュール』なども、
「新しいラプソディー」のような狂詩曲だと思うのです。
アーティストですから、
自分の才能を評価するのは当たり前のこと。
昔、テレビで彼がインタビューされているのを見たのですが、
その時、彼は声を褒められても
あまり満足そうに見えませんでした。
評価されても、本人は満足しない。
個人的に言わせていただきますと、
声を褒められても満足そうな顔をしなかったことは、
アーティストとして当然のことだと思うのです。
そうして考えてみると、
社会的作品と自己愛的作品を交互に出すことは、
まさにアーティストとしてのナルシズムの表出、
そのものだと思います。
そうして、彼自身が『バレリーナ』などの
“狂詩曲”作りを楽しんでいたのではないでしょうか。
- - - - -
「彼は声を褒められても
あまり満足そうに見えませんでした」
以前はそうだったと思いますが
ちょっと違った一面が・・・
『TBSラジオたまむすび』で
■赤江アナ
「陽水さんもね、本当にお声が素敵ですから」
「陽水さんもね、本当にお声が素敵ですから」
■陽水
「いいでしょ」(笑)
「いいでしょ」(笑)
■大吉
「もう受け入れだしました」(笑)
(参考blog「陽水自己自慢「いいでしょ」」)「もう受け入れだしました」(笑)
ヒットを飛ばし世の中に認められても満足することがなかった
と松島先生が指摘されたときから時が経ち
声を褒められて即座に満足げな反応する陽水さん
自己愛をストレートに表現!笑いを交えながら
この変化が楽しい
そんな今、曲を作るとどんな曲になるでしょうか
驚きと感動、癒しと笑いを期待しますが
ちょっとマズイでしょうか(笑)失礼しましたm(._.)m
アルバム『バレリーナ』
アルバム『永遠のシュール』
『別冊カドカワ総力特集井上陽水』
yi_gaku at 21:39|Permalink│Comments(0)│