芸術・芸能・芸風

2023年11月14日

陽水激白「私が歌を作ったり歌ったりしている深いわけ」

 
『ラインダンス』
blog「覚悟を決めようとしていた」続き
 
そして、合格する栄光の日までのあと十年間を
何かで食いつないでおかなくてはと、
いろいろ考えたのでありますが結局、
心のやさしい、
うそのない、
清潔で、
とてもステキな人の多い芸能界に、
身を置いたのであります。
私が歌を作ったり歌ったりしているのは、
こういった深いわけがあるのであります。
 
- - - - -
陽水さん、そうでしたか
食つなぐためとはいえ
とてもステキな環境に身を置かれて
なによりでした(笑)
 
私は、その陽水さんの姿を追いかけて
「心のやさしい、
うそのない、
清潔で、
とてもステキな人」なれるんじゃないかと
陽水worldの側に身を置いたのであります
私が陽水さんを敬愛し、毎日blogをせっせと作っているのは
「こういった深いわけがあるのであります。」(笑)
 
 
ラインダンス (新潮文庫)
ラインダンス


 


yi_gaku at 21:39|PermalinkComments(0)

2022年02月28日

井上陽水、イラストレーターをも触発した、“絵になる詞

 
pen 5/1・15合併号 2020 №495
完全保存版
「井上陽水が聴きたくて。」
イラストレーターをも触発した、“絵になる詞。
 
シニカルでいて聴き手に解釈をゆだねる余地のある、陽水の詞。
 
- - - - -
確かに
風刺的であったり
俯瞰して眺めていたり
また、一見しっちゃかめっちゃかで、なに、これ!とツッコめたり
そんな陽水さんの詞には
聴く人それぞれがその人なりに自由に解釈できる
それはそれで頭を抱えるときもあるが
自由というのはイラストレーターにとっては
触発されるとても大事な要素
 
陽水さんに触発される私だが
イラットはできても
イラストは描けない
ということで
また、「115人のイラストレーターが描く 井上陽水115曲」展
第2弾を期待したい
 
 
yosui_115イラスト
『115人のイラストレーターが描く 井上陽水の115曲』

東京イラストレーターズ・ソサエティに所属する115人のイラストレーターたちが、井上陽水の詩にイラストをつけるというテーマのもとに寄せた挿絵を集めたもの
 
パソコンで再生することによって、115曲それぞれのイラストが画面に表示され、同時に曲の一部が流れるというもの




 
pen 5/1・15合併号 2020 №495
完全保存版
「井上陽水が聴きたくて。」 

 


yi_gaku at 21:39|PermalinkComments(0)

2022年02月10日

陽水は、ピカソに代表されるキュビズムか!?「LOVE LILA」

 
「LOVE LILA」
 
灯りのフロアーに テレビジョン
夜にさまよう夢
めぐちあえば 淡いフェロモン
目を見つめて 夜の底に
その夢は LOVE LILA
 
- - - - -
陽水さんの歌声が十分に味わえる曲
ただ理解するのは(凡人である私には)難しい
 
絵画でいうとピカソに代表されるキュビズムかな
「キュビズム」 wiki によると
- - - - -
それまでの具象絵画が一つの視点に基づいて描かれていたのに対し、いろいろな角度から見た物の形を一つの画面に収めた
1. ルネサンス以来の「単一焦点による遠近法」の放棄(すなわち、複数の視点による対象の把握と画面上の再構成)
2. 形態上の極端な解体・単純化・抽象化
 
理論的な難解さの一方で、視覚的には新奇で人目をひく
- - - - -
とある
陽水さんの作風似てる!?
一つの視点に基づいて作られているわけではなく、
いろいろな角度から見えるものを一つの曲に収めているように思う
この「LOVE LILA」などは特に
“理解の難しさの一方で、聴覚的には新奇だったり魅了したりで人目をひく”
 
 
「LOVE LILA」収録アルバム『魔力』

 

yi_gaku at 21:39|PermalinkComments(0)

2020年12月08日

そもそもおかしい「あたりさわりないくらい騒いで」、なのに平然と組み合わせる陽水のクリエイティブ

 
 
「Pi Po Pa」
この曲、すごくないですか!?
語調の並べ方
リズム、メロディ
もの凄いクリエイティブを感じる
 
詞もやっぱり
なに、これ!
「あたりさわりないくらい騒いで Pi Po Pa 」
 
そもそもおかしい!
騒ぎは、あたりさわりがある、支障があるのが普通だと思う
あたりさわりのない騒ぎって、ある?
それって騒ぎでもなんでもないんじゃない
 
真逆のものを違和感感じさせないで
平然と組み合わせる
これをクリエイティブと言わないで、なにをクリエイティブと言えるだろうか
芸術の極み
 
 
「Pi Po Pa」収録アルバム『ハンサムボーイ』

 


yi_gaku at 21:39|PermalinkComments(0)

2017年07月03日

陽水、使わなかったテイク

『井上陽水 FILE FROM 1969』
1994(46歳)
 
アルバム『永遠のシュール』
“破壊と構築”
追求してみたいイメージをとことんつきつめる
完成しても納得がいかなければ廃棄する
世界的に知名度のある現代音楽の演奏家に
依頼したものの
最終的に使われなかったテイクもある
(飯泉俊之)
 
-----------------------------------------------------------
納得がいかなければ
世界的に知名度のある現代音楽の演奏家であろうが
誰であろうが使わない
知名度という形式よりも納得という質をとる
井上陽水というブランド・クオリティを求める
並々ならぬ意欲が
黒のサングラスの奥にある
芸術家・井上陽水
単なるへそ曲がりじゃなかったんだ m(._.)m
 
アルバム『永遠のシュール』


『井上陽水 FILE FROM 1969』
  



yi_gaku at 00:39|PermalinkComments(0)

2017年07月01日

陽水、藤井颯太四段に勝つ

昨日、出張先の名古屋でテレビを見ていると
中学生プロ棋士・藤井颯太四段がインタビューを受けていた
得意な科目は数学
一方、苦手な科目は美術と音楽
数学は正解が明確に出るけど
技術や音楽は答えがハッキリしない
そんな感じの話をしていた
 
陽水さん、よかったですねー音楽やってて
「答えがハッキリしない」は
陽水さんの超お得意の分野です!!!
陽水さん、藤井颯太先生に勝ちました(笑)
 



yi_gaku at 00:39|PermalinkComments(0)

2017年06月10日

陽水、生きるのがツラい

昨日のblog 陽水対ゆず の続き

●のらりくらり対全力投球
 
ゆずの歌には「勇気をもらえた」「背中を押してもらえた」と
いう声をよく聞きます
でも陽水さんといったら
「どうにもこうにも生きるのがツラい
 ホントに希望がなくて…でもあのとき、
 あのコンサートがあったからどうにか頑張ってこれた
 …なんてことにはなりませんから
 気楽に聴いてください」
なんて言うのです
時間の無駄のようなトークも、もはや名人芸
これを聞きに足を運ぶ人もいるはず
 
-----------------------------------------------------------

オチをつけたトーク
いいですよねー (^^)v
確かに
思い詰めてステージを凝視し
人生をかけて聴きにきている
というようなコンサートはどうでしょうね
歌ったり演奏したりするミュージシャンも超重い
全員が立ち上がらなくても気にすることはないし
もっと気楽で、思い思いに、ふわっとね
日本もそんなライブが広がることを期待
陽水さんのコンサートにはそういう要素が満載
途中休憩15分もそれを狙ってでしょう
それともお年頃でトイレがガマンできなくなって!?
それもそれでok(笑)
 


yi_gaku at 00:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2017年03月06日

陽水、交響曲「バレリーナ」

リマスター音源の「夢の中へ(初回限定盤)」
ボーナストラックの中の
06.「バレリーナ(神奈川県・よこすか芸術劇場2016年9月27日)」
 
以前から思っていたし
コンサートでも聴いていたが
今回のトラックでは
これまで以上に芸術性の高さが際立って
交響曲、クラシック音楽を聴いているような感覚に
 
実際に交響楽団とコラボが実現すれば
どんな世界が繰り広げられるだろうか
圧倒的な歌唱力のある陽水さんだから
新しい音楽の世界に必ず誘ってくれるだろう
 
「夢の中へ(初回限定盤)」



yi_gaku at 00:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2017年02月11日

陽水の危ない領域

『井上陽水 FILE FROM 1969』
「危険な領域」
blog 陽水哲学、リスク の続き
 
陽水「1曲目の「Queen]では、
 いちばん高い裏声ってどのくらいでるのかなぁって
 思ってやってます
 そして、「移動電話」では逆に、
 できるだけ低い声で歌ってみた
 僕は芸能人として歌手として、
 だんだん危ない領域に入ろうとしているんですね(笑)」
 
-----------------------------------------------------------
「危ない領域に入ろうとしているんですね」って
デビュー当時から危ない領域に入ってますよね
アンドレ・カンドレという名前から、既に!
浸かってますドップリ、陽水さん!?(笑)
 
曲「Queen」「移動電話」の収録されているアルバム『永遠のシュール』



『井上陽水 FILE FROM 1969』
  



yi_gaku at 00:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2016年11月02日

陽水の憧れるシチュエーション~“無”芸術

『季刊analog』2016 AUTUMN vol.53
blog 陽水ライヴ、最後にチョロッと“プゥ~”の続き
 
「そうやってステージの上に佇んでいるんでしょうね
 若者は一生懸命バンドでやっている
 観ている方、聴いている方はすごく想像力が働いて
 マイルスは何を考えているのか?
 このサウンドで満足しているのかしら?とか
 いろんなことをマイルスの哲学的な表情を見ながら
 想像するんですよ
 曲の最後に“プウウウッ”って、
 ああ、いい芸風だなぁ
 なんて思ったりもします、はい(笑)」
 
-----------------------------------------------------------
参考blog 陽水が影響を受けた渦中の“ボブ・ディラン”ついに語る で
“無”という芸術について書いたが
マイルス・デイヴィスも同じ
ステージの上に佇んで
最後の一瞬まで何もしない
その間にいろいろなことを想像させる
そして、「曲の最後に“プウウウッ”」
この一瞬にかけているのだろう!
“無”から生み出される想像と一瞬の表現で
音楽と笑いを完成させる
最高のエンターテイナー、芸術!
 
『季刊analog』2016 AUTUMN vol.53
53
 


yi_gaku at 00:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2016年10月30日

陽水ライヴ、最後にチョロッと“プゥ~”


 
『季刊analog』2016 AUTUMN vol.53
blog ワイングラス片手に今から始まるから乾杯 の続き
 
陽水「あとはマイルス・デイヴィスのライヴをWOWOWで観たら
 若者が一生懸命やってるんですよ…」
インタビュアー「私も最期期のマイルスを
 実際観たことがあるんですが、
 ほんとにチョロッと出てきて、“プ~”って吹いて
 後ろに下がる(笑)」
陽水「そう、なかなかいい芸風だなぁって(笑)」
 
-----------------------------------------------------------
コメディアンを目指している陽水さんにとって
いい師匠を見つけた!という感じでしょうか
最後にチョロッと“プゥ~”
その一瞬だけで大爆笑と音楽を完成させる
最高のエンターテイナー
ぜひ挑戦ください
期待してお待ちしております
 
参考blog 「井上陽水です」で爆笑!松鶴家千とせも真っ青~お笑い芸人を超えたね!
 

『季刊analog』2016 AUTUMN vol.53
53



yi_gaku at 00:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2016年10月24日

陽水、ワイングラス片手に今から始まるから乾杯

『季刊analog』2016 AUTUMN vol.53
blog 陽水、30年以上の「あーだ こーだ」 の続き
 
陽水「この前、クインシー・ジョーンズを
 ブルーノートで観たんです
 そうしたら、彼はステージの前のテーブル席に
 女の人と一緒にいて、
 ステージには若手がいっぱいいて
 クインシーがワイングラスを持って立ち上がって
 いまから始まるから乾杯しようとか言って
 始まったんですよ
 ああ、いい役だなぁって(笑)
 これか~という感じがしたんです」
 
-----------------------------------------------------------
クインシーを真似てやろうとしてますか陽水さん
いいですねぇ
ぜひブルーノートで実現させてください
 
ただ陽水さんの場合は、若手ミュージシャンだけではなく
お笑い芸人も呼んで始めるんじゃないでしょうか
そして、「あそこのボケはこう表現した方がいい」
「ツッコミはタイミングが少し早かったねえ」などの
講釈をいれながら、陽水さん自身で爆笑を取り
最後には「これを企画したのは誰だ、責任者出て来い」と
括る一席をお願いします
 
冗談はさておき、「いい役だなぁ」「これか~」という感じは
映画のシーンをイメージしてますか!
「映画を作りたい」とおっしゃってましたから
なんとなくそんな感じがしてます
 
『季刊analog』2016 AUTUMN vol.53
53
 



yi_gaku at 00:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2016年07月20日

陽水、歌手への挑戦はフォーク・クルセダーズ

 
ユキ・ラインハート
「United Cover 2 radio special」
 
陽水「ちょうど浪人の頃ね
 (ザ・)フォーク・クルセダーズが出てきて
 そういうのを聴いて
 ひょっとしたら僕にもやれるのかもしれないなあ
 そのー、音楽で、仕事っていうの
 ちょっと思った、きっかけになった
 グループなんですよね」
 
-----------------------------------------------------------
私も子どもながらに「帰って来たヨッパライ」は
ぼんやり覚えている
クルセダーズは、うるせいだー(ず)
と、そのへんのヨッパライが
言ったか言わなかったは覚えてないけど
おふざけ的なところは
陽水さんに引き継がれていくことになる
一見、結び付きそうにないけど
実は実話
 


yi_gaku at 00:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2016年06月30日

陽水作品は芸術、ジャンルは“井上陽水”

 
『別冊カドカワ総力特集井上陽水』
カメラマン三浦憲治
写真家が観たON
昨日のblog 陽水ライヴ、カメラマンがシャッター押せない緊張感 の続き
 
「そういえば、
 渋谷Bunkamuraオーチャードホールでやった
 アコースティックライヴ('08)の時は
 カメラを消音ケースに入れて撮ったな
 狂言とか映画、歌舞伎を取るために持っていくんだけど
 ライヴで消音ケースってほかにないですね」
 
-----------------------------------------------------------
やっぱ、陽水さんは芸術だわ
単なる音楽の域を超えている
そういうと陽水さんは嫌がるかもしれない
音楽だって芸術だと
確かにそうなのだが
後世でも高く評価されるであろうという意味での芸術
通常の域を超えている
ジャンルは音楽ではなく
ジャンルは“井上陽水”!
 
『別冊カドカワ総力特集井上陽水』

 

yi_gaku at 00:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2016年06月16日

陽水の天才性「初めて聴く曲だけど懐かしい」

 
『井上陽水全発言』
「自分の中から何が出てくるか楽しみ」の中で
昨日のblog 陽水「“同じもの”だけはやりたくない」 の続き

 
「たぶんボブ・ディランがいっていたと思うんだけど
 既に宙にいろんなものが浮いているんですね
 メロディーなり詞なり、音楽が…
 それをいかにちゃんと捕まえるかっていうことなんです
 だから、こういう経験あるでしょ?
 全く新しい、初めて聴くステキなメロディーなんだけど
 なんとなく聴いたことがあるような、懐かしいような…
 
-----------------------------------------------------------
「全く新しい、初めて聴くステキなメロディーなんだけど
 なんとなく聴いたことがあるような、懐かしいような」
曲「少年時代」はその代表的なものでしょうね
歌詞の意味は、わからないところも多いけど
懐かしい、故郷の匂いがする
都会で生まれ育った人も、先祖から受け継いだ血肉がある
田畑や里山、小川が愛おしく思うのは、その所為
日本人のDNAにぴったり添う
これぞ芸術
そんな曲を陽水さんは創るんだなー
その感性を追いかける者がいない
 
参考blog 陽水哲学、歌は納得しちゃダメ、広がらない
 
『井上陽水全発言』
井上陽水全発言 




 



yi_gaku at 00:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
こんな方にお勧め!
陽水を聴き歌い、陽水に驚愕し享楽す、陽水の発想と表現その独創的な世界触れてみませんか。あなたをきっと豊かに強くする。「陽水研究」人気者になるか、変人扱いされるか。だけど、変わっているからこそ面白い。だから陽水!
記事検索
最新記事
月別アーカイブ
アクセスカウンター