サングラス・目・瞳

2024年01月09日

「陽水は歌のバロックだ」~社会学者・松島淨先生提案

 
『別冊カドカワ総力特集井上陽水』
ピンポイント【陽水学】社会学編
社会学者 松島淨
 
バロックの語源は、
ポルトガル語で「いびつな真珠」という意味なのですが、
陽水はそれを知っていたのではないでしょうか。
なぜならば、
共通性のある2枚のアルバムに
“真珠”を含む曲が入っていたから。
それは先ほども名前が出た
『バレリーナ』と『永遠のシュール』。
前者には「ビーズとパール」、
後者には「真珠」という曲が入っています。
今回、なぜバロックだったかというと、
それは「バレリーナ」のジャケットイラストがきっかけでした。
すごいイラストですよね。
バレリーナのポーズもすごいですが(笑)、
私はこの絵を見て、
バロック期の画家・カラヴァッジョを思い出しました。
  
- - - - -
陽水さんがバロックの語源を
ご存知だったかどうかは知りませんが
「いびつな真珠」
この言葉、陽水さんが興味を引きそうですね
そのいびつ性、歪んでいるさまを表現したかったのか
『バレリーナ』ジャケットの大胆な姿
 “すごいイラストですよね” ホントホント
私もまだ大人になりきれていないときのアルバムで
(今もそうかもしれませんが(笑))
衝撃を受けたのを覚えてます
そして、ジャケットを何度も眺めながら
黒のサングラスの奥から陽水さんはどこを見てるんだろうか
と想像を膨らませたものでした
こういうとき“ 黒のサングラス ”ってズルいですよね
バレリーナは大胆な姿をさらしてるのに
陽水さんは視線を隠しているんだから(笑)
 
 
アルバム『バレリーナ』
バレリーナ
 
アルバム『永遠のシュール』
永遠のシュール
 
別冊カドカワ総力特集井上陽水
別冊カドカワ


yi_gaku at 21:39|PermalinkComments(0)

2023年09月05日

陽水「サングラスをかけているのは、いかがわしい場所で・・・」


『軽くて深い 井上陽水の言葉』
齋藤 孝
プロローグ
「井上陽水の「脳を刺激する」言葉力」の項
 
ずいぶん昔のことになるが、
陽水さんが、サングラスをかけているのは
「たとえばいかがわしい場所で
人間の道をきわめるため」と書いていて、
サングラス一つで
こんな深いことを言えてしまうところに
「さすが陽水!」と感じ入った記憶がある。
私もそんな含蓄のあることを
言える大人になっていきたいと思った。
 
- - - - -
サングラスをかけているのは
「たとえばいかがわしい場所で
人間の道をきわめるため」
 
陽水さんらしい表現だなとは思いますが
含蓄があるのかどうか、私にはよくわかりません(笑)
「さすが」と評しておられる齋藤先生は
その経験を数々お持ちなんでしょうね(笑)
齋藤先生にも興味が湧いてきました
ぜひ経験をご教示いただければと思います m(._.)m
 
 

 



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2022年12月13日

陽水「覆面インタビューでもやろうか、天からの声が聞こえてくるってやつ(笑)」

 
『井上陽水 FILE FROM 1969』
interview1984
“超人・YOSUI”は、今日このごろ・・・・・・
「STUDIO VOICE」1984年2月号
 
blog「相手が何かを隠してる人へ、インタビュアー・井上陽水が迫る!?」続き
 
■インタビュアー
それはおもしろいなー。
それで相手には井上陽水って名刺出すわけですか(笑)。
やっぱり隠してたほうがいいんじゃないですかね、
山田一郎とか鈴木三郎とかっていうフリーのライターですってことでやったほうが(笑)。
 
■陽水
じゃあ、昔のばばこういちみたいに
覆面インタビューでもやろうか、
天からの声が聞こえてくるってやつ(笑)。
でも、たぶんいろんな人を、
仮に松田聖子なんてのをお招きしてもさ、
会社員のフリをして違う名前でいろいろお聞きしたら、
ぼくだと分かんないような気がするね。
似てますね、で終わっちゃうような気がするね。
 
- - - - -
サングラスを外すとワカンナイかもしれないけど
声で「井上さん!?」ってわかるでしょう
タクシーに乗り「五反田」の一言で、陽水とバレる
と、ご自身でもおっしゃっていたぐらいですから
 
まあ、インタビューされてる方も気を遣い
わかっても言わないで
どんなことを聞くんだろうって楽しんだりするかも(笑)
でも、そんな場面を一度見てみたいですね
 
 
『井上陽水 FILE FROM 1969』
 
 

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2022年12月12日

相手が何かを隠してる人へ、インタビュアー・井上陽水が迫る!?

 
『井上陽水 FILE FROM 1969』
interview1984
“超人・YOSUI”は、今日このごろ・・・・・・
「STUDIO VOICE」1984年2月号
 
■インタビュアー
ふと思ったんですが、
インタビュアーに向いてらっしゃるんじゃないですか。
「STUDIO VOICE」に毎月登場されたりすると
面白いんじゃないかな。
by 井上陽水って感じで。
 
■陽水
特にさ、相手が何かを隠してる、
ここを言いたくないってなものを持ってる人のインタビューとかね。
そのへんになったら、ついつきとめてやるみたいなね(笑)。
 
- - - - -
サングラスの奥がキラッと怪しく光り😎
口角の片方だけが微妙に上がった
インタビュアーからの「WHY,WHY,WHY?」
受け手はビビッてすぐ白状してしまいそう(笑)
 
でも、もう少しというところでインタビュアー陽水は笑ってしまい
台無しにしてしまいそうな感じも無きにしも非ず
 
 
「WHY」収録アルバム『NEGATIVE』

 
『井上陽水 FILE FROM 1969』
 
 

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2022年09月04日

煮たり焼いたり“井上陽水インディアン”

 
『別冊カドカワ 総力特集 井上陽水』
私の知っている陽水②
伊藤佐智子
「怪しいヒト サングラスは何でも知っている」
 
初めてお会いしたのは22年前。
最後のレコード『Negative』で
衣装デザインを担当する事になって。
“井上インディアン”を仕上げるのに、
作った衣装を煮たり焼いたりしました。
この時はサングラスはなし。
これ以降、サングラスに付き合うことになっていくのだけれど。

- - - - -
衣装づくりで煮たり焼いたり
へぇ~!
陽水さんという他にはない独特の素材
それに合わせるのが大変だったのではないでしょうか(笑)
 
ステージに立つ衣装とは対照的なのに
オーラというか、力強さのようなものを感じます
北九州・田川の炭鉱の町で生まれ育った
地下から沸き起こってくるパワーなんでしょうか
『NEGATIVE』いいですね!
 
 
アルバム『NEGATIVE』

  
『別冊カドカワ 総力特集 井上陽水』
 
 


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2021年05月13日

陽水の「瞳」~大事なことは答えてくれない、そのモヤモヤが逆にクセに

 
「ロングインタビュー」
♪大事なことは 瞳で答えてゆく♪
 
- - - - -
陽水さんの瞳は黒のサングラスで見えないので
大事なことは答えてくれません 
 
いろいろな疑問があり
または陽水さん自身から提示されている疑問もある
その答えを知りたいのに!
リスナー、ファンが考えるしかありません
逡巡するばかり
 
陽水trapにまんまと嵌ってしまい
抜け出せない
ただ、それがクセになるんだなぁ (笑)
 
 
「ロングインタビュー」収録アルバム『九段』

 


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2021年05月12日

陽水の「瞳」、アウンサンスーチー~大事なことは 瞳で答えてゆく

 
「ロングインタビュー」
 
ビルマのハープ バラードのコード
オイルカンパニー
大事なことは 瞳で答えてゆく
 
- - - - -
アウンサンスーチーさんをテーマにした曲
今、ミャンマーが混沌としていて心配な状況です
♪大事なことは 瞳で答えてゆく♪
以前もそうでしたが、
瞳が見えない、見せれないのは
ミャンマー人にとっても、スーチーさんにとっても
辛いでしょう
ただ、答えは
アウンサンスーチーさんの写真からでも想像できる
凛とした姿の瞳から
 
 
「ロングインタビュー」収録アルバム『九段』

 


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2021年05月11日

陽水の「瞳」は、坂本龍馬かおりょうか?


「とまどうペリカン」
夜のどこかに隠された
あなたの瞳がささやく
 
「覚めない夢」
子供になれない
瞳の魔力のよう
 
「とまどうペリカン」の♪あなたの瞳♪
瞬間的に頭に浮かんだのが
「覚めない夢」♪瞳の魔力♪
 
「覚めない夢」も主人公は、ライオンとペリカンか?
「覚めない夢」は坂本龍馬をドラマ化した『龍馬伝』の主題歌に最適な曲と勝手に思っているが、
「とまどうペリカン」も龍馬とおりょうのようにイメージできる
♪ あなたひとりで走るなら
私が遠くはぐれたら
立ち止まらずに振り向いて
危険は前にもあるから ♪
 
 
「とまどうペリカン」収録アルバム『LION&PELICAN』

 
「覚めない夢」収録アルバム『魔力』

 

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2020年12月01日

陽水さんに「怒られるかと。でも、俺のために」

pen 5/1・15合併号 2020 №495
完全保存版
「井上陽水が聴きたくて。」
 
写真家 三浦憲治さん
 
カメラ越しに目が合うと
「怒られるかと思う」と
「でも、俺のために歌っているようにも思うんだよね」
 
- - - - -
アイドルではないし
笑顔あふれる歌を唄っているわけではないし
まして、サングラスから覗く眼差し
「怒られるかと思う」
確かにそう思うでしょうね
「でも、俺のために歌っている」
うわーぁ、幸せな時間でしょうね
カメラマンだからこその特権
 
私には特権がなけど
一度コンサート会場(大阪フェス)でプレゼントを手渡し
握手をしてもらったときの
サングラス越しの眼差し
「怒られるかと」思った
「でも、俺のために」握手してくれている
結構、長く感じて
今、思い出してもゾクゾクする
とても幸せな時間でした
 
 
 
pen 5/1・15合併号 2020 №495
完全保存版
「井上陽水が聴きたくて。」 

 



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2016年05月23日

PUFFY、陽水との初対面「だれ?」

 
『別冊カドカワ総力特集井上陽水』
 
表現者によるリスペクト!陽水力
⑧陽水さんとの印象的なエピソードを教えてください
PUFFY
⑧一番初めにお会いした時、サングラスじゃなかったので
 一瞬違う人かなと思いました
 でも声ですぐわかった
 
-----------------------------------------------------------
サングラスをかけてない陽水さん
普通なのかもしれないですね
でも、それがファンからすればズルイ
だって隣に立っていてもわからないんですから
声を出してくれればいいけど
黙ってたらスルー…
そんなこんながあるんじゃないかと
周囲を見渡すも
当然それらしき人はおらず
 
それじゃあということで
福岡への出張を増やすように画策
ごくわずかでも出会う確率を上げるために
よし、今年は行くぞー!って
ちょっと精神年齢を疑われる
でも、それがファン(笑)
 
『別冊カドカワ 総力特集 井上陽水』
 


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2015年05月03日

陽水、サングラスなしの写真「誰コレ?」とちょっと残念


BS朝日「ザ・インタビュー~トップランナーの肖像」
MCはノンフィクション作家・吉永みち子さん」


吉永さん「それでサングラスとかかけちゃうとか」
陽水さん「ものすごく関係あります
 時々サングラスでなしで歌ったりすることが
 この40年間で2,3回あったんですけど
 もう恥ずかしくて歌えないですね」
吉「この(サングラス)1枚でというか、一つで」
陽「変わっちゃうんですね
 長いことそうなんで
 サングラスないままギターを持って出ると
 「うん、マジ?」みたいなね
 ちょっとありますよ」
吉「一つの防具ですね」
陽「ま、そういうことですね
 自分をだましてる
 それから、悪いことにねサングラスなしで写真なんか
 記念写真なんか撮ってって撮ると
 誰と撮ってるのかわからない(ハハハ)
 すいません
 井上陽水と撮ったんだぞといっても
 ホントか?(と言われたりする)」
 
------------------------------------------------------------
「すいません」という口調が
林家三平さんに少し似てる、似せてる
陽水さんて、ホントお笑い好きだね


サングラスなしで、すれ違っただけでは
確かに、陽水さんとわからないかもしれない
一声入っていればいいけど
写真だけだとね


ディープなファンとしては
サングラスかけてない陽水さんと
一枚写真撮ってもらいたい、そして
家の床の間に豪華な額入りで飾っておきたいが
やはり家族でも「誰コレ?」ってなっちゃうだろうな
そういうリアクションがお好きな陽水さん
ぜひ一枚お願いします m(_ _)m (笑)



yi_gaku at 00:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
こんな方にお勧め!
陽水を聴き歌い、陽水に驚愕し享楽す、陽水の発想と表現その独創的な世界触れてみませんか。あなたをきっと豊かに強くする。「陽水研究」人気者になるか、変人扱いされるか。だけど、変わっているからこそ面白い。だから陽水!
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