2024年03月28日
井上陽水「カナリア」 3version 聴き比べ/YouTube short
「カナリア」の聴き比べ
- アルバム『LION & PELICAN』ver.
- アルバム『Blue Selection』ver.
- アルバム『ガイドのいない夜』ver.
https://youtube.com/shorts/jLKZ9PnbMP4
アルバム『ガイドのいない夜』
2024年03月27日
井上陽水と小津安二郎(映画監督)、似ているどころではない(笑)
小津安二郎監督
松阪記念館の資料で
「中学校へ進学すると映画に夢中になりました。
その後、高等商業学校(現大学)への受験を試みるも失敗。
映画好きに拍車がかかったのもこの浪人時代だった。」
と紹介されていました
ビートルズと映画との違いはあれど
誰かさんと同じ(笑)
こんな偶然ってある!?
いやぁ~、楽しい
参考blog「小津安二郎監督「芸術のことは自分に従う」」
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2024年03月26日
グソクムズ、バンドの原点という「桜三月散歩道」をカバー/The Covers
3月24日放送のNHK BS『The Covers』で
グソクムズが
井上陽水の「桜三月散歩道」をカバー
バンドの原点だと
- - - - -
陽水さんがデビュー当時一緒に活動していた仲間
高田渡さんからも影響を受けていたようです
なかなかなセンスじゃないでしょうかね
バンド名が特徴的だなあと思ってネットで調べてみると
「ダイオウグソクムシ」が由来とのこと
こういうネーミング
陽水さん嫌いじゃないと思いますね(笑)
そのバンドの「桜三月散歩道」カバーを聴くと
アレンジしながらも昭和っぽさが感じられました
セリフも入っていれば、なおよかったかも!?
「次世代LIVEスペシャル!」というテーマでしたから
若い世代から注目されるのは、いいっすねぇ~
「桜三月散歩道」収録アルバム『氷の世界』
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2024年03月25日
陽水、小島良喜を絶賛“うまさ控えめ” 出汁の宣伝みたい(笑)
『井上陽水 FILE FROM 1969』
Interview1998
井上陽水、『九段』を語る
「マルチミュージック」1998年6月
●長い坂の絵のフレーム
小島良喜というピアニストを相手に歌った曲です。
ニューオリンズに拠点をおいて
日本と行き来している人なんだけど、
久々に弾いてもらったら、
腕を上げたんじゃないかなと思った。
以前は饒舌なピアノというか、
細かいところまで上手なことがよくわかる人だった。
今もうまいけど、
うまいなあというのが控えめに
なったんじゃないのかな。
- - - - -
「うまいなあというのが控えめに」なったといううまさ
陽水さん流の評価 ではないでしょうかね
しかし
“うまさ控えめ”って出汁の宣伝みたいになってますが(笑)
小島さんは関西出身
出汁文化で育っていると思いますので
それはうまいはずです(笑)
それはさておき
小島良喜さんという名前とピアノの調べが
強烈にインプットされた「長い坂の絵のフレーム」
歌詞や陽水さん歌声と同じぐらい沁み込みます
「長い坂の絵のフレーム」収録アルバム『九段』
『井上陽水 FILE FROM 1969』
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2024年03月24日
陽水が興味を示す小津安二郎監督「芸術のことは自分に従う」
陽水さんが興味を示す小津安二郎 監督
その「小津安二郎 松阪記念館」に行ってきました
パネルや資料に加え、映像でも紹介され
ますます関心が高まってきました
資料にあった小津監督のことば
「なんでもないことは流行に従う。
重大なことは道徳に従う。
芸術のことは自分に従う。」
- - - - -
「芸術のことは自分に従う。」
作品作りでは、たとえそれが間違っているとされても
自分を曲げることがなかったようです
人に左右されることなく自分に従う
これは
陽水さんの曲作りにも通じるものがあるのではないでしょうか
巨匠のお二人にますます注目したい
そう思った楽しい一日でした
ありがとうございました m(._.)m
三重県松阪市の歴史民俗資料館入口
三重県松阪市の歴史民俗資料館2階
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2024年03月23日
篠原勝之「陽水って何もわからないで、今まで生きてきたの?」
『綺麗ごと』
「第二章 愛のある食卓」の項
■篠原勝之
陽水なんかの場合、
ツアーっていうと何か所ぐらいやるんだ?
■陽水
20か所ぐらいだね。
■篠原
1回に5000人ぐらいは集まるんだろ。
■陽水
いや、会場ってさ、
5000人なんていう会場はなかなかないんだよ。
2000から3000っていうところでさ。
あとは、ポーンと武道館の1万人。
5000人っていうと体育館。
そういえば、昔、何もわからないころ、
体育館ツアーというのもやってましたな。
■篠原
何もわからない・・・。
陽水ってあれか、
ほとんど何もわからないで、
今まで生きてきたの?(笑)
■陽水
いや、鋭いね、今日のクマさん。
- - - - -
クマさんの
「ほとんど何もわからないで、今まで生きてきたの?」
私にグサッと刺さります
ほとんど何もわからないで、今まで生きてきましたし
今もそうです
勘違いだらけ、ズレっぱなしの困った人生です(笑)
しかし、それでも生きてこれましたから不思議
そして、陽水さんに出会え救われて
感謝しかありません
綺麗ごと』
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2024年03月22日
陽水「拍手が好きなんだよ、拍手が」
『綺麗ごと』
「第二章 愛のある食卓」の項
blog「それじゃあ、犬だね(笑)」続き
blog「それじゃあ、犬だね(笑)」続き
■篠原
陽水は酒場で歌うだろ。
ふつう、歌うたいの人で、
酒場で歌ったりするやつっていないだろ。
もったいぶるのかね。
陽水は歌うところをみると、
歌が好きなんだろうな。
■陽水
拍手が好きなんだよ、拍手が。
だってさ、歌って客席から反応がこなかったら、
もう歌わないよ。
耳の奥に、
コンサートの時の拍手の音が残ってるんだろうね。
- - - - -
「コンサートの時の拍手の音が残ってる」
そうなんですね
よかった~!
拍手を誰よりも多く、割れんばかりに長くしていて
私の拍手の音が残っているはず(笑)
『綺麗ごと』
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2024年03月21日
井上陽水「あかずの踏切り」 3version 聴き比べ/YouTube shorts
待ってました! 久しぶりの YouTube shorts 。
誰も待ってなかったかもしれませんが(笑)
よろしくお願いいたします。
「あかずの踏切り」の聴き比べ。
それぞれ特徴がありますが、あなたはどのversionがお好き?
それぞれ特徴がありますが、あなたはどのversionがお好き?
- アルバム『井上陽水ライヴ もどり道』ver.
- アルバム『氷の世界』ver.
- アルバム『東京ワシントンクラブ』ver.
https://youtube.com/shorts/TWELR9o8Jmc
アルバム『井上陽水ライヴ もどり道』
2024年03月20日
陽水「条件反射で思い出す」、篠原勝之「それじゃあ、犬だね(笑)」
『綺麗ごと』
■陽水俺は歌わないんだ。
スタッフの中に歌いたいっていうやつがいるから、
まあ、それが歌って、俺は聴いてるだけ。
それで歌詞を覚えるんだけどね。
■篠原勝之
歌わないと忘れるものかね。
■陽水
俺の場合はね。
それでリハーサルやってると、
条件反射で思い出すんだ。
■篠原
それじゃあ、犬だね(笑)。
- - - - -
陽水さんに向かって、反射的に
パブロフの犬と同じ!と言えるのは
クマ(篠原勝之)さんぐらいじゃないでしょうか(笑)
でも、ユーモアを含んでいて嫌みがないように感じます
クマさんのX(旧Twitter)を拝見しても
そんな雰囲気が漂ってます
しかし、見るもの感じるものへの反射が早く
活動的で、若いですね~
『綺麗ごと』
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2024年03月19日
金子章平に「曲を作ってまず彼に聴かせて」と陽水が信頼を置く
アナログオーディオ&ゆとりライフマガジン『analog』
特別ロングインタビュー
『スニーカーダンサー』、
『ライオンとペリカン』、
『9.5カラット』、
『クラムチャウダー』を取り上げますが、
想い出はありますか?
■陽水
『ライオンとペリカン』はよく覚えています。
レコーディングは、スタッフのチームワークというか
コンビネーションが影響しますが、
このアルバムは、
もう亡くなってしまった金子章平という
名物ディレクターがやっています。
彼はポリドールにいたんですが、
領収書を1年間清算していないとかね(笑)。
つまりあんまり会社に来ない。
何をしているかというと、
アーティストと公私にわたり時間を共有していたんです。
麻雀をしたり、いろいろ遊びましたし、
曲を作る段階でも、
曲を作ってまず彼に聴かせて、
“いいんじゃない”とかアドバイスをもらったり。
キャッチボールができた人でした。
「リバーサイドホテル」が入ってますよね。
これはいいアルバムです。
- - - - -
「あんまり会社に来ない」
それでもクビにならないという
いい時代だったのか
とても優秀だったのか、わかりませんが
金子章平さん、陽水さんが信頼を置く数少ないでしょう
金子さんプロデュースの「リバーサイドホテル」を絶賛
陽水さんのお気に入りなのがよくわかりました
最近活動がみられないのは
金子さんのようなキャッチボールできる方が
近くにおられないんでしょうね
私、キャッチボールはできるんですが
領収書をちまちま清算してますから
信頼置ける人にはなりえませんね
ざんね~ん(笑)
『ライオンとペリカン』
『季刊analog』2016 AUTUMN vol.53
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2024年03月18日
陽水「どうなっているんだこの世の中は!?」/ファン「どうなっているんだ陽水は!?」
アナログオーディオ&ゆとりライフマガジン『analog』
特別ロングインタビュー
■インタビュアー次のアルバムがまた大変だった?
■陽水
次は『二色の独楽』。
ロサンゼルスで録音しようということになって。
そのころは『氷の世界』でブレークしたので、
真摯な心持ちを忘れていましたね。
“どうなっているんだこの世の中は!?”
って感じで(笑)。
若かったですしね。
ロスのA&Mスタジオでレコーディングをしたんですが、
カーペンターズが隣で録音しているよって、
小窓から覗いたり、
ランチタイムでスタジオの外に出たら、
ハーブ・アルパートが
「ビター・スィート・サンバ」を吹いていた。
そんな事はよく覚えています。
- - - - -
「真摯な心持ちを忘れていましたね」これは
いわゆる“天狗になっていた”ということでしょう(笑)
日本初のアルバムミリオンセラーですから当たり前のこといわゆる“天狗になっていた”ということでしょう(笑)
しかし一方で
「“どうなっているんだこの世の中は!?”」と
渦中にいながらも世間の熱狂ぶりから離れ俯瞰する姿勢が
他のアーティストとは違う陽水さんの特徴!
と持ち上げたのに
カーペンターズを小窓から覗いたり
ハーブ・アルパートの演奏を聴いたり
私たちと同じような行動をとっているじゃないですか
同じなのに違う、違うのに同じ、この矛盾に
一陽水ファンとして“どうなっているんだ陽水は!?”
って感じで(笑)
楽しいっすよね~
『季刊analog』2016 AUTUMN vol.53
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2024年03月17日
陽水、水谷豊の曲で「それはないだろう」
アナログオーディオ&ゆとりライフマガジン『analog』
特別ロングインタビュー
■インタビュアー
私的な解釈ですが、
売れたものをなぞるということはしていない
気がします。
■陽水
典型的な逸話があって、
フォーライフにいた時に、
水谷豊さんの曲を書かないか、という話があって、
“えーっ、どんな曲を書いたらいいんだろう?”って
スタッフと打合せをしたんです。
“だから、「心もよう」のような、
ああいう曲をサァッと書いてくれればいいんだよ”と
スタッフが言って、それがすごく記憶に残っています。
彼は、そんなに変わった人間ではなくて、
平均的な人間で、普通の意見だと思うんですが、
「それはないだろう」とね(笑)。
こんな意識はあって、
過去のアルバムが好評ということが、
3,4回あったんですけど、好評ということになると、
このラインでもっとがんばろう、
という気にはなれないタイプなんです。
- - - - -
「「心もよう」のような、
ああいう曲をサァッと書」けばいい、と言われ
陽水さんとしてもちょっとカチンときたんではないでしょうか!?
一ファンとしても「それはないだろう」と思います
が、「平均的な人間」の私を振り返ってみれば
次なる曲・アルバムを!と期待している裏には
そういう思いが若干でも含まれているのかもしれません
痛く反省 m(._.)m
そう考えつつ、やはり期待しているところもあり
矛盾尽きない(笑)
『季刊analog』2016 AUTUMN vol.53
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2024年03月16日
井上陽水アルバム『氷の世界』“どうだ!”みたいな
パンフ「井上陽水 氷の世界ツアー2014」
井上陽水とリリー・フランキーが
『氷の世界』と70年代を語る
■リリー・フランキー
『氷の世界』って、
もっと他にもマイケル・ジャクソンの『スリラー』みたいに
何枚もシングル・カットしてるのかと思ってたけど、
アルバムより先に「心もよう」がシングルで出て以外、
カットしてないんですよね。
■陽水
そうだね。
タイトル曲の「氷の世界」も
シングルにしてるわけじゃないしね。
今想えば“へぇー”だよね。
でも当日は、まぁ、今でもそうかもしれないけど、
シングル・カットはしてないけど
みんながアルバムの曲のこと知ってる、
みたいなことに関して、
“どうだ!”
みたいな誇らしいげなことがあったんだと思うよ。
昨今は逆になってるから。
シングル切ってヒットはしてるんだけど
誰も知らない、みたいなものもあるから。
- - - - -
「井上陽水はアルバムの人」って言われていましたよね
アルバムの全曲を聴かないと
井上陽水は理解できないという声があったようです
私はアルバム『氷の世界』発売当時
まだ深く理解できてなかったので
「アルバムの(全)曲のこと知ってる」
井上陽水をわかっているぞ「“どうだ!”」的な
あり方ではなく
逆に、レコード屋のおやじさんに
アルバムの中の曲はたくさんシングル盤になっているはずだから
取り寄せてくれと要求
今ならネットで簡単にリリース情報は調べられますが
当時、そういう情報を手に入れる手段は乏しく
売り方は他の歌手と同じだと思い込んでいました
レコード屋のおやじさん、無理難題を言って
すいませんでした m(._.)m
後になってわかったとき、私の背中が凍り付きました
まさに氷の世界(笑)
アルバム『氷の世界』
パンフ「井上陽水 氷の世界ツアー2014」
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2024年03月15日
井上陽水「ビルの最上階」手抜き工事から建て増しへ(笑)
『井上陽水 FILE FROM 1969』
Interview1998
井上陽水、『九段』を語る
「マルチミュージック」1998年6月
●ビルの最上階
言葉を優先して作ったヤツで、
祖先は「最後のニュース」。
最初はビルの15階から
どんどん降りればいいと思っていたんだけど、
途中で飽きて。
「7階から下は全部ラブホテルのフロア」でいいやと。
そうやってズルした曲をレコーディングすることになり、
さすがに横着し過ぎたというか(笑)。
何とかしようと思って、
「建て増し」したわけです。
- - - - -
祖先の「最後のニュース」に続く
大作として作りはじめたけど
途中で飽きちゃった!とは
いわゆる手抜き工事ですね(笑)
それで、何とかしなければと
「建て増し」
それもなんと下層階で!?
そういう工法があるのかは知りませんけど
地下3階まで見事に入居完了(笑)
しかし、下層階の「建て増し」がなければ
ビルの最上階は、確かに
♪ 不可解な空白が浮かんだまま ♪ (笑)
「ビルの最上階」収録アルバム『九段』
『井上陽水 FILE FROM 1969』
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2024年03月14日
井上陽水「エンジの雨」アレンジは“菅野よう子”しかいない!
『井上陽水 FILE FROM 1969』
Interview1998
井上陽水、『九段』を語る
「マルチミュージック」1998年6
●エンジの雨
アレンジは菅野よう子さん
(作曲家、編曲家、キーボード・プレイヤー)
にお願いしました。
どんなアレンジにしようかと考えたときに、
ストリングスを入れようと。
でもただ綺麗なだけでなく、
ちょっと「斜め」な感じの
弦アレンジができる人は、
菅野さんをおいていないでしょうと。
なかなか素敵なアレンジだと思っています。
- - - - -
まっすぐじゃなくて
“「斜め」な感じ”を
陽水さんは求めちゃいます、やっぱり(笑)
認められご指名の菅野よう子さんも
やっぱり「斜め」な感じの方なんでしょうか(笑)
陽水さんと菅野さんの
「斜め」と「斜め」のかけ合わさり具合がピッタリ
とても素敵なアレンジですね
まっすぐでないところが、耳にしっかりこびりついてます(笑)
「エンジの雨」収録アルバム『九段』
『井上陽水 FILE FROM 1969』
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