2022年12月06日

陽水「自分の力っていうのをね、ステージの上で見せるのにやぶさかではなかった」

 
糸井重里と3人のヒットメーカー~ 井上陽水
いまクリエイティブとは何か
 
blog「糸井重里が暴く“陽水久々のツアーその公式見解と本音”」続き
 
■糸井
まあやってみて案外嫌じゃなかった面と
やっぱり嫌だった面
その都度違うわけでしょう

■陽水
つまり極端なこと言うと
コンサートなんか、できたらやらないぐらいな感じで
レコーディングのほうがもうずっと楽しいと言うか
みたいなことがずっと続いていたんですけど
こないだのツアーはね
なんていうんですかね
多くの拍手が嬉しいとか、ありがたいみたいなことを
初めてしみじみ味わったコンサートでね
これなんだなぁと思うと
結局今まではね
僕もあるし若い世代でしたから
今でも若いっていうね
七十歳ぐらいのご老人からお叱りを受けそうな話しですけど
普通に言えば
何て言うんですかね 
自分の力っていうのをね、
ステージの上で見せるのにやぶさかではなかったんですけど
[続く]
 
- - - - -
できたらやりたくない、どちらかというと好きではないコンサート
でも、ステージに立てば、自分の力を見せつける
そんなある意味の、若さ
独りよがり的な面もあったと思いますが
独創的な楽曲を作るには
その時期も経ないといけなかったのではないでしょうか
聞く人の反応を気にし過ぎていては
共感は得られてもすぐ忘れ去られてしまう
インパクトのあるものを作りたいという思いが
むくむくと湧き上がってきたのでしょう
アルバム『氷の世界』はその典型
でも、その前から片鱗はあった
デビュー曲「カンドレ・マンドレ」
売れませんでしたが
私の中では超お気に入り
なに、これ!の歌詞と軽快なメロディ
これこれ!これぞ陽水!
耳について、忘れられません
 
 
『氷の世界-40th Anniversary Special Edition (DVD付)』

 
「カンドレ・マンドレ」収録のアルバム集『ReMaster』


yi_gaku at 21:39│Comments(0) 若者・若手・若さ 

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